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気候変動のウソとホント 1 CO2が悪者?

この問題に関しては、何がホントで何がウソなのか、しっかり確かめないとコロッと騙されて無駄な努力を強いられる結果となる恐れがあります。

個人的には、そもそもそんな問題が存在するのか、という疑問すら持っております。

ですのでしっかり見て行こうと思います。


むやみに信じるとどうなるか

「人間がCO2を排出することで地球が温暖化し大変なことになるのでEV(電気自動車)に切り替えないと!」

この波に乗って成長してきた新興EVメーカーのテスラはEVが全然売れなくて深刻な状況のようです。

ドイツも頑張ってますが仮にドイツがCO2の排出を0にしたところで、その30倍のCO2を出し続けている中国が何もしなければ鼻くそ程の削減効果しかありません。

世界の産業界はこういう現実に直面し、世界各国が政策の見直しを迫られています。

世界のみなさんはこういうことに氣づきだしているというのに、わが日本では未だにSDGsのバッチをスーツに付け(させられ)ている人を多く見かけますし、CO2削減が人類最大の課題だと信じて疑わない人がたくさんいらっしゃいます。

日本ではCO2を吸収してくれる森の木を伐採して広大な面積のはげ山を作り、そこにソーラーパネルを設置する奇行が平然と行われています。

そこで、今回はCO2削減って本当に意味があるのか、ということについて考えてみたいと思います。

CO2はずっと前から増え続けている

実は人類がCO2排出を積極的に行うようになるずっと前からCO2濃度は増え続けていることが研究によって明らかになっています。

グリーンランドの温暖化、いつ始まった?長年の謎を解明 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

また、別の研究により19000年前から12000年前の期間でグリーンランドの気温は約5度上昇していることが分かったそうです(上のリンク)。

これは太陽を周回する地球の軌道の変化が関係しているらしく、地球の軌道の変化によりグリーンランド付近への太陽光照射量が増え、海洋からのCO2放出量も増加したと考えられています。

以上のことから分かるのは、グリーンランドの気温は7000年間で約5度上昇し、その間に海洋からのCO2放出量が増えたという事実です。

CO2が増えたから温暖化したのか

現時点でグリーンランドの気温が上昇した原因は太陽光の照射量が増えたためなのか、海洋からのCO2放出量が増えたためなのか、あるいはその両方なのか、私たち人類にはわかりません。

複数の研究が過去に大気中のCO2が増加し、その間に気温が上昇したという事実を示してはいますが、それ以上でもそれ以下でもありません。

CO2増加が温暖化の原因なのか、それとも太陽光照射が増えたことでグリーンランドが温暖化したのか、どっちかわからないのです。

太陽光照射が増えたことでグリーンランド付近の海洋表層の水温が上昇し、その結果CO2放出量が増えたのかもしれません。

つまりCO2の増加が地球温暖化の大きな要因になるのか、という問いに対しては誰も何も答えていません。

しかしあの記事を読んだ多くの人が

「やっぱりCO2が増えたことが温暖化の原因なんだ」

と誤解してしまいます。

これは推測ですが、おそらくそういう誤解をさせるように記事を書いていると思います。

しかし気候変動モデルが...

少し調べたことのある人なら

「気候変動モデル(シミュレーション)と上記の結果はよく一致しているではないか」

と言うでしょう。

上のAFPの記事にもちらっとそのことが書いてあります。

シミュレーションと言うのは単純化したモデルを作ってコンピュータで計算させるなどして結果を得るものです。

ノーベル賞物理学者が地球温暖化のウソを暴露|Takahiro@明け方の民の調べ (note.com)

以前の投稿(上記リンク)でも触れました通りシミュレーションは現実の世界とは大きく異なります。

モデルの作り方によっていくらでも結果が変わってきますので、たまたま一致したからと言ってそれが正解とは限りません。

コンピュータがどういうものか知らない方は、コンピュータで計算したと言うだけで信用してしまう傾向がありますが、モデルがくそなら結果もくそなのです。

クラウダー博士は、「インチキしてCO2を悪者に仕立ててるよ」と訴えておられます。

現実とぴったり合ったという気候変動モデルには雲の影響が含まれていないということを指摘しておられます。

先ほど申し上げた通りシミュレーションで使用するモデルは現実世界を単純化したのものですが、雲という重要なアイテムを無視すると言う単純化は少々乱暴なのでは、とおっしゃっているのです。

当然、雲を考慮したより正確なモデルで計算すると結果が違ってきます。

CO2濃度増加による気温上昇効果はかなり薄まることでしょう。

故意に雲を無視したのか、それしかできなかったのか、その辺りは分かりません。

しかし、シミュレーションはあくまでシミュレーションなんです。

モデルがくそなら結果もくそ

雲以外にも様々な要因を無視して単純化しているはずですし、それがどのくらい結果に影響するのかは誰にもわからないのです。

本当に現実とぴったり合うシミュレーションをしようと思ったら、宇宙空間に太陽系をもう一つ作らないといけません。

コンピュータで仮想的にそれをやるにしても、現代の技術ではそれは不可能です。

では現実はどうか

ですので重要なのはシミュレーションの結果ではなく現実はどうなのか、です。

そこに驚きの事実があるのですが、長くなりますので次回

おしまい

実は増えている?

ホッキョクグマについて | 北極旅行のクルーズ・ツアー・観光専門店|(株)クルーズライフ (cruiselife.co.jp)

またちゃんと調べてみようと思いますが、ここにもウソの匂いがぷんぷん。イメージ戦略?何のために?

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