あのヒットソング ヒットの理由
今回はあのヒットソングがなぜあれほどヒットしたのか、についてウンチクを垂れたいと思います。
元々、1975年フジテレビの『開けポンキッキ』と言う幼児向け番組のオリジナルナンバーとして発表された童謡だったそうです。
およげ!たいやきくん - Wikipedia
その前にちょっと報告
本題に入る前に、先日の長男の結婚式で発表した私の曲について一言二言三言
3月2日の長男の結婚式で私の楽曲『一滴の雫』を披露し、新郎新婦やご参列の方々に喜んでいただくことができました。おそらく
生演奏の様子はこちらからご覧いただけます。
前日の合わせの様子
まだ途中ですが、合わせの様子を編集し小分けにしてアップしていきます。
歌手(娘の同窓生)とピアニスト(娘)と私のスケジュールの都合で合わせの時間がなかなか取れず、前日の一時間だけの合わせとなりました。
しかも合わせの後、彼女らには恩師である地元の音楽教室の先生の所で手巻き寿司を食べるという重要なミッションが残っておりましたので、非常にタイトなスケジュールでした。
この曲のポイントは何点かあるのですが、一番のポイントは語るようにぽつぽつと歌うところと、リズムに乗って元気よく歌うところのメリハリです。
一時間でそこら辺の調整が出来るのか心配でしたが、最後はうまくまとまりまして本番も大成功でした。
合わせの動画を見ていただければだんだん仕上がっていく様子が分かりますので、ご興味のある方はご覧ください。
涙腺崩壊 ソプラノ歌手による感動の一幕 前日合わせ part1 (youtube.com)
発想は『およげ!たいやきくん』
前置きが非常に長くなりましたが、私の曲と関連付ける形で本題に入っていきたいと思います。
先ほどご紹介しました私の曲は、籠の中の青いカナリヤが出逢いをきっかけに外の広い世界を知り、真の愛と自由を得ると言う物語になっております。
実はこの曲、『およげ!たいやきくん』にヒントを得て歌詞を作りました。
古い歌でご存じない方も多いと思いますが、こんな歌です。
たい焼きがお店のおじさんと喧嘩をして海に逃げ込み、海の中を自由に泳ぎ回る歌です。
元気に海の中を泳ぎ回っていたたい焼きが最後、
「やっぱりぼくはたいやきさ すこしこげあるたいやきさ」
となってしまうところが印象的な歌です。
私の曲と違うとことは、たい焼きの方は最後釣り上げられて元の世界に戻って食べられてしまうのですが、私の曲の中のカナリヤは元の世界には戻らないというところです。
良く似ているようで全然違うところが面白い?です。
大ヒットの理由
どうして当時あの歌があれほどヒットしたのでしょうか。
子門真人さんの歌い方が独特であることや、歌詞やメロディが覚えやすいことなど、理由はたくさんあると思いますが、一つには歌詞の内容が多くの人の共感を呼んだということだと思います。
脱サラして好きな仕事を始めたところでうまく行く保証はないですから、普通そんな冒険をしようとは思いません。
なのでみんな嫌な仕事でも我慢してやっているわけで、その自分の姿が毎日鉄板の上で焼かれているたい焼きと重なるのです。
自由にやってみたいけど、イソップ物語の『酸っぱいブドウ』に書かれているような心理が働き、
イソップ物語「酸っぱいブドウ」から学ぶ教訓とは? 心理学の点からも解説 | Oggi.jp
「どうせうまく行くわけない」
と自分に言い聞かせて納得させているところに、あの歌は
「そうだよな、やっぱり最後そうなるよな」
と自分の考えを後押ししてくれるのです。
それでついつい口ずさみたくなるのだと思います。
ちょっとひねくれた考え方かもしれませんが、違いますかね?
どんなに虐められてもたい焼きの様に毎日焼かれる方向へ行くのが安心と言う人が多い氣がします。
しかし今は限界に来ていると思います。
みんなでバーンと反発してみるのも良いかもしれません。
おしまい
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