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彼女は天使か悪魔か

以前、noteで自民党総裁候補として私は高市さん推しだと書きました。

私が一推しの次の自民党総裁候補|Takahiro@明け方の民の調べ (note.com)

しかし、手放しで応援するのはどうかとも思いまして、そのあたりを補足したいと思います。


初の女性総理誕生か

自民党最後の保守の一人と言われ、次期総裁に立候補予定の高市早苗大臣

確かにおっしゃることは素晴らしいし歯に衣着せぬ物言いは聞いていて気持ちが良いです。

党内の保守系議員の方々からの強い支持や期待を受けているだけでなく、最近は重鎮からも目を付けられているようですね。

私は以前から、麻生さんが推せば初の女性総理が誕生するのではと思っていたのですが本当にそれが現実味を帯びてきました。

しかし彼女には黒歴史が

さて、冒頭で述べました高市さんの?の部分に触れたいと思います。

実は彼女には一般の日本国民に絶対に知られたくない過去があるのですが、それをお話しする前にちょっと半導体の歴史を振り返ってみたいと思います。

日立、東芝、NEC、三菱電機...1980年代の日本の半導体は世界の市場を席巻し 「ジャパンアズナンバーワン 」"Japan as No.1"というアメリカ人の書いた本が出版されたりしました。

ちょうど私が大学生の頃で、当時はメモリなど半導体チップの多くは日本製でした。

このまま日本がGDP世界一になるのだと誰もが当たり前のように思っていた時代がかつてあったのです。

その後日本に脅威を感じたアメリカが日本の半導体産業を潰しにかかり、結果はご覧の通りですが、そうなるまでに日本の半導体は一度復活の兆しを見せたことがありました。

前世紀末、日本の半導体復活をかけてエルピーダ・メモリという日立、三菱、NECの合弁会社が立ち上がりました。

ところがこの会社は業績が低迷したまま2012年に倒産してしまいました。

この時にエルピーダから台湾TSMCへの技術移転を主導したのが高市さんです。

表向きには半導体価格の下落や円高で資金繰りに行き詰った結果とされていますが、本当にそれだけでしょうか。

そもそも労働力の安い台湾へ技術移転して生産を始めたら半導体の価格が下落するに決まっています。

なんでわざわざ政府が主導し経済的に日本への見返りが何もないどころか日本企業を窮地に追い込むような技術移転をさせたのでしょうか。

エルピーダ破綻に見る産業政策の「不在」 | nippon.com

台湾が世界の半導体生産を支えることになった一番の功労者はエルピーダであり、技術移転をさせた日本政府であるのですが、どう考えても台湾TSMCと背後の中国浙江財閥しか得をしていないというこのおかしな現実!

その後エルピーダの坂本社長は中国半導体大手 清華紫光集団の副総裁に迎え入れられています。

これは初めから仕組まれていた?

“国産”エルピーダメモリを倒産させた坂本幸雄元社長、中国半導体大手の副総裁に就任 | ビジネスジャーナル (biz-journal.jp)

もぐら叩きゲーム

日本の半導体潰しには成功したものの、今度は台湾TSMCが台頭中国と一体となって動いていることに脅威を感じたアメリカは今頃になって日本の半導体を応援しはじめたようです。

その辺りの事情は私が以前noteにまとめましたので宜しければご覧ください。

日の丸半導体が復活!?|Takahiro@明け方の民の調べ (note.com)

保守の仮面をかぶった売国奴?

靖国神社に参拝すれば保守層から一定の評価を受けるのは事実で、その習性をうまく利用する政治家はこれまでにもたくさんいました。

一見保守っぽいのだけど実は保守でも何でもない牧羊犬あるいはポチ

例えばこの方

「自民党をぶっ壊す」と叫んで郵政民営化など推し進めましたが結局は日本を外資の餌食にし自民党ではなく日本をぶっ壊して国民を貧乏にしてくれました

もちろん背後にはアメリカが居て日本が貧乏になった分潤ったのはウォール街です。

うまく利用されたのだと思いますが当然ご本人にも何らかの見返りがあったことでしょう。

高市さんもそうだとは言いませんが先述のとおり彼女には隠しようのない黒歴史があります。

自民党のイメージ刷新、解散総選挙後の議席の確保という点では正に適任だと思いますが、あまり買い被らない方が良いかもしれません。

圧力に屈して仕方なくという面があったのかもしれませんが、謎です。

大学の同級生でもありまして応援したいところなのですが複雑な心境です。

まあこいつよりはいいかな。

欧→米→日

誰がなるにしても、一度日本と自民党がぶっ壊れてそこから再生というシナリオしかないのかもしれません。

ヨーロッパでは次々にグローバル勢力が政権から追いだされ始めており、もうすぐアメリカでもそれが起こる可能性が高まってきました。

ドイツ首相 “極右”政党 州議会選挙 初の第1党「つらい結果」 | NHK | ドイツ

普通の国民目線の政党を「極右」とレッテル貼りする自称公共放送とそれを信じている多くの国民がいる我が国の運命や如何に!

おしまい

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