PENTAX SP レストア 4 カバーの塗装 フィルム入手
購入した ASAHI PENTAX SP ジャンク品のボコボコのカバーを外し凹みの修正と再塗装を行いました。
仕上がりは良い感じですが、いくつか問題点が出ました。
カバーの凹み修正
まずは2号機でテストです。
2号機にはぶつけたり落としたりしたときに出来たと思われる凹凸があっちこっちにあります。
まず凹凸のあるところを軽く叩いて平らにし、それでも取り切れない凹凸や傷をやすり掛けで取って奇麗にしました。
塗装
白く墨入れされた文字のペイントを丁寧に取り除いて塗装の準備完了です。
塗装に使ったのは呉工業の耐熱ペイントコートとシャシーコートです。
焼き入れ塗装ができてひっかき傷に強そうだからという理由で選びました。
インターネット上のこちらのサイトを参考にしました。
カメラを塗装する - C-Area on @WIKI - atwiki(アットウィキ)
塗装→焼き入れの作業を3回繰り返し結構よい感じになりました。
あり得ないミス
トップカバーと同じようにボトムカバーも塗装したのですが、塗装後に本体に取り付ける際に電池室がなくなっていることに氣づきました。
外すのを忘れていて溶けてしまったようです。残念!
そういえば白い煙が出ていたような...
パンの残りかすから出ているのかと思っていたらこれだったようです。
2号機は露出計が動きませんので必要はないのですが、他でやると致命的ですので氣をつけないといけません。
下地処理が甘いとこうなる
最初のやすり掛けが甘かったせいか、2か所ペイントが剥がれている所がありました。
その他のところは大丈夫そうでしたのでおそらく汚れが残っていたのでしょう。
やすり掛けで付いた傷が塗装でカバーしきれずうっすら見えています。
こういうとことも改善したいですが今回はテストですのでこれで良しとします。
仕上げに艶出し
つや消しのままでは渋すぎるのでシャシーコートを吹きかけて艶をだしました。
下地のつや消しが生きているためか梨地の半つや消しになり、なかなか良い感じです。
次に墨入れを行いましたが、ここで問題が発生しました。
使用した塗料は サンデーペイント木工金属(大日本塗料)です。
彫りこみからはみ出た塗料を拭き取る際にエタノールを使用しましたところ一瞬でシャシーコートが溶けて艶が消えました。
これではお話になりませんので溶剤に強い半艶消しまたは艶ありの塗料を探すところからやり直しです。
フィルム入手しました
アマゾンで注文したフィルムが相次ぐ出荷トラブルで手に入らず、ヤフーショッピングで見つけたカラーネガフィルムを使うことになりました。
タイミングよく半額セールの時に760円で買えたので良かったです。
これを使って写真を撮って行きたいと思います。
庭の紫陽花
フィルムがなかなか入手できず一番きれいな時期を逃してしまいましたが、フィルムでこれを撮影してみたいと思います。
おしまい
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