PENTAX SP チタンルック 初売り上げ
昔のフィルムカメラのレストア(修理や再塗装)を行っております。
今一番はまっているのが、1960年代に世界中で売れまくった名機 ASAHI PENTAX SP のレストアです。
販売用にあと何台か作る予定でして、そのうちの一台はテスト機として自分で使用しております。
商品売れました
このカメラに関しましては1か月半ほど研究を重ねようやく満足のいくものができましたので、そのうちの一台をヤフオクに出品しましたところ、売れました!
本革張り替えオプション付きでボディのみ17500円でした。ちなみに同時出品している清掃整備済みレンズはまだ売れておりません。
このカメラの新品での累計販売台数は400万台超、それが現在の中古市場に流れてきておりますので素材選びには困らず、比較的状態の良いものでも安価で手に入れることができます。
半面、ジャンク品を点検整備して使えるようにした程度の商品が市場にあふれかえっており、そういった商品の利益率は低く売れ行きも悪いようです。
そこで私は外装を再塗装し見た目を超カッコよくして目立とうという作戦を取りました。
他で手に入らない商品を目指す
オリジナルの塗装はシルバーとブラックの二色で、特にシルバーは玉数が多くブラックもまあまあたくさんありますので、これらと違う色、しかも所有欲を満たしてくれるような特別感、高級感のあるものを目指しました。
それがこちら
200℃以上で焼付塗装を行っておりオリジナルの塗装と同等以上の性能になっている、と思います。長年放置されていたトースターがこんな形で役に立つとは思いませんでした。
金属パーツを多用している昔のカメラですのでこういうドレスアップがしやすいです。巻き上げレバーの形状が美しいですね。
露出計駆動用の水銀電池が今では手に入らず、代わりにLR41を使用します。電圧の違いや経年変化を考慮し再調整が必要です。調整を行い電池とアダプターを付けて販売しました。大した手間も費用も掛かりませんが、なぜかここまでやってくれている商品をヤフオクでは見かけません。
本革オプション
オリジナルのビニールレザーはそれなりの見た目ですし劣化していることが多いですので張り替えのオプションを設定しました。選んだのはライカ風しぼ付き牛革で手触りや見た目が良く本革に張り替えたこのカメラを手に取ると何とも言えない幸せな気分に浸れます。
商品の落札者様から「ものすごくカッコいい」というお褒めを頂きまして、カメラの趣味がない妻からもカッコいいと褒められました。
これなら行けるぜー!
二台目出品中
同じタイプのものを出品中です。
パーツ劣化の度合いなどを考慮し少し安めの設定ですが、元はただ同然の値段ですので全然平気です。
次は別の塗装色にも挑戦してみたいと思います。
おしまい
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