45歳 新天地での洗礼~一日で年収500万アップ

今までのキャリアで「事業会社の立ち上げ」、「パートナービジネスとして事業成長」を経験、達成してきた私は、次は「事業会社で事業成長」を実現したいと強く意図しました。

そのために私のストロングポイント「実行力」「構想力」「Web」などを活かし、将来構想に共感できる成長期の事業会社で、新規の仕組みやサービス開発を立ち上げていきたいと思案していました。

そして転職活動中に、M&Aアドバイザリーを事業領域としている企業に出会い、経営方針と社長のビジョンに共感と将来性を感じ、次にチャレンジする場所と決めました。

家族は私のチャレンジに快諾してくれ、家族4人ペット3匹を連れて関東から関西に拠点を移すことが決まりました。

妻も自分の事業があったにも関わらず、私の決断を最優先に考えて快く引っ越しすることを受け入れてくれました。

45歳での覚悟の引っ越し、転職は怒涛のスピードで進み、前職を離れて2ヶ月で、家を売却し、新しい家を買い、新天地での仕事がスタートしました。

私はIT及びプロモーション担当の執行役員として入社しました。

私のミッションはWebを活用したブランディング、集客、CRM施策を効果的に実現していく事でした。

事業や組織が成長して15人から30人へ2倍に社内体制が拡大していくフェーズでは必ず歪みが起こるということを、自社他社含め多く見てきた私は、この会社でも起こるであろうその歪みをしっかりと解消し一気に体制を固めて上昇気流に上れる環境作りもしなければいけないという使命感に燃えていました。

入社後、私は会社なかった視点・考え方をこれまでの経験をもとに取り入れて、「実行力」「構想力」「Web」というストロングポイントを活かして、ミッションそして使命を推進していきました。

成長過程の企業では、権限委譲のラインが曖昧になりがちです。このミッションを進めるにあたってもその課題にぶつかりました。

全てを任されていたことに慣れていた私は、ここでも全てを請け負う覚悟でいたのですが、私の裁量で進められる部分は限られていました。

現状だけを見れば不必要に見えても、今後の発展には今解決することが必要な課題について決裁を仰がなければならない、プロとしてベストなタイミングでの選択判断ができない状況に立たされました。

私のミッションが推進しやすくするために、まず社内業務の設備・環境作りからスタートする必要があり、ミッション自体の着手が遅れる事態となってしまいました。

成果を出すための環境は最低限用意されていると思っていたことが甘かった、というのが正直な感想であり、この仕事の為に生活全てを変えたのに、手ごたえもあまりなく、年収も提示された額を受け取れない状態で初年度が終わりました。

私は仕事でいい時も悪い時も妻には自分の状況を伝えていましたが、初年度を終え、すっかり自信をなくしてしまいました。

そんな私に対し、やりたいことをやっていないという状況が見えた妻が初めて激怒しました。

妻は私と一緒に仕事をしていた経験、日常生活から今までの仕事ぶりをみて、私がやりたいことをしっかりやっていればいつでも結果がついてくると確信しており、妻自身が事業を経営していた経験から、どんな環境下でもやりたいことは必ずやるという信念を貫く必要があるということ私に伝えてくれました。

妻はクビを覚悟してでも、あなたが描いているビジョンを堂々と伝えるべきだと私に伝えてきました。

詳しくはこちらに

https://lifeis.be/

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