オリンピックとスタートアップ
こんにちは。産業保健事業で人事/産業保健スタッフが利用するHRテックSaaS Carely(ケアリィ)のデザイナーをしている高橋名人といいます。
2020年である今年は、日本で56年ぶりのオリンピックが開かれていたメモリアルな年であるはずでしたが、ご存知の通り、コロナの影響もあって1年の延期が決定されましたね。
オリンピックはスポーツの祭典であることももちろんですが、同時にデザインや建築などの文化的分野の発展にも大きく関わってきました。オリンピックで数々の優れたグラフィックデザインや建築などが生まれましたね。
そこで、今回は1964年のオリンピックの時の「デザイン」と当時の「スタートアップ」である新興企業でどんなことが起こったかを紹介させていただきます。
亀倉雄策のポスター
第18回東京オリンピック第1号ポスター
1964年のオリンピックといえば、有名なのが亀倉雄策のポスターです。日の丸を表した真っ赤な円と五輪のマークが紙のギリギリで収まっているデザインが緊張感とほとばしる熱い力のようなものを感じる印象的なデザインですね。
当時、B1サイズのグラビア多色印刷は日本初で、また紙のギリギリまで印刷するということは高い技術を必要としました。また、限られた期間で品質を一定に保った印刷物を大量に刷らなければいけないので、ポスターは当時高い技術を持った印刷会社に製作を依頼されました。
2社のスタートアップに「同数」のポスターを発注
そこで、亀倉雄策はこの難しいデザインの印刷を当時のスタートアップ企業2社に同じ枚数で依頼をすることで、技術力を競わせました。
当時の高度経済成長の勢いの中で、オリンピックをきっかけに様々な日本の技術力も大きく向上していったのです。
2社のスタートアップのいま
最後がこの記事のオチなのですが、その2社のスタートアップは今では日本でも有名な大企業になっています。さて、なんて名前の企業だと思いますか?・・・
・・・・・・・
正解はこのD社とT社です。(リンク先が企業ホームページです。答えを知りたい方はご覧ください)
そんな、誰もが知る企業になるべく頑張るスタートアップ
さて、私の所属する株式会社iCAREは「働くひとと組織の健康を創る」をビジョンに日々社員一丸となっています。
そんなiCAREが本日、「Carely Place」という新しい事業をはじめました!
コロナ禍でリモートワークに切り替わったり、働き方が多様になる中で産業保健という分野の注目度も上がってきています。
Carelyの導入企業様も増え、ようやく「働くひとと組織の健康を創る」というビジョンの実現により一層向かっていっていますので、ご興味ある方はお気軽にご連絡やご来社いただきたいと思います。
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