起業家の思考 その2
その1はこちら→https://note.mu/taka7777/n/ne8dde2742b92
「なぜ商品が売れないか?プレゼンやピッチが刺さらないか?」
「なぜベンチャーの鋭いプレゼンより、大企業のありきたりなプレゼンが採用されやすいか?」
「なぜ顧客は何かと実績を求めるか?」
それは顧客側の失敗への過度な恐れもありますが、起業家の意識すべき答えは1つ。
「起業家への信頼」が足りないことが多い。
つまりは、"うさんくさくて"刺さらない・売れない。
そういう時、"自分を"売り込もうとする人がいるが、それは必ずしも効果的でない。未来をこれから作る起業家自身に実績ないやん。
では、何を信頼させればよいか?
そこには大きく2つのポイントがあり、VPとPPです。
※VP=Value propotion, PP=Price propotion 、Propotion=客観的に証明できるものという意味で、proposalの変形版です。
顧客が感じる価値+そこに費やす対価が、適切であると顧客が認識すれば、買われやすくなる。客観的に、かつ比較しても分かりやすい形で実証することが大事。
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「商品を届けるチャネル、具体的には何を意識すべきか?」
1.delivery(商品届ける) 2.return(支払)3.acquisitoion(再販)
チャネル=商品の流通ルート、ではない。
流通ルートは1種ではなく3種あり、その組み合わせによってチャネルの力が決まる。
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「商品が良いのに刺さらないのはなぜか?」
PMFの観点が欠けていて、ニーズ・マーケットを捉えられてない場合が多い。
※PMF=Product Market Fit
水道水が飲める日本で水は売れにくいけど、ドバイの砂漠の真ん中でツアー客向けに同じ水売ったら売れます。
これは当たり前のことですが、落とし込みできてないことが多い。
例えば「ラーメン屋を開くために美味しいラーメン作る修行する」ことは一理ありますが、
ラーメンが美味しくなくても、マーケットを間違えなければ繁盛することある。
例えば、ラーメン○郎は、味ではなく量やコンセプト・そして立地で成り立っています。
起業・ビジネス化が目標であれば、正統な勝ち方だけでなく、PMFを見て攻め所を探すことが大事。
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「起業家にとって、ルールはどう見るべきか?」
壊して作り直す?従うもの?無視するもの?穴を見つける?
色々とありますが、1つ必ず念頭に置くべき概念があります。
「ルールは永続しない」ということ。
ルールは変わる。規制環境は変わる。時代は変わる。それをしっかり思うこと。
成功例は、airbnbの民泊ですよね。
ホテル経営は玄人しかできない、という常識を破り、国の法規制を変えていった。
イノベーションの源泉は、
ルールを永続的なものと捉えず、柔軟・変動的と捉えるところにあると思います。
instructed by Mr.DongYol Lee https://www.facebook.com/leedongyol
その3へ続く
https://note.mu/taka7777/n/ne2c04fc8fe7a