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「はるばるきたぜ!箱だけ」の災難。

母が”ヤフオク”で商品を落札し、本日その商品が届いたようなのだが送られてきた段ボールを開封したところ、肝心の中身が入っておらず、空箱で送られてきたそうだ。


母は年甲斐もなく「詐欺だ!警察だ!指名手配だ!」とわーわー騒いでいるのだが、その姿は大変みっともない限りだ。

おそらく、みなさんもこのような状況になった場合、うちの母のようにわーわーと騒いでしまうことだろうと思う。

しかし、まずは落ち着くことが必要である。
”呼吸をする度に商品を落札している”と言われるほど、ヤフオク界で有名な私から言わせれば、こういうときこそ、深呼吸をして落ち着くことが一番だ。

そもそも、オークションというものは、素人が1人で出品、梱包、発送を
している場合が多く、空箱の他にも、違う商品が入っていたり、商品が破損していたり・・と、このようなミスはよくあることなのである。

こんなことでいちいち目くじらを立てていたら、くじらが何匹いても足りないだろう。
英語でいうところの”ノーアイホエール精神”が大切である。

そこで、ゴールデンレトリーバーのような純粋で穏やかな心を持ち合わせている私は、まず速やかに出品者のメールアドレスに「本日、商品が届いたのですが空箱でしたけど別に怒ってないですよ」という、まったく荒波を立てない、言うならば井上和香の胸よりも柔らかい内容で文章を送ることにした。

すると、30分もしないうちにすぐに返信があった。

今までの経験上、おそらく謝罪文が書かれ「すぐに発送し直します」とかなんとか書かれているのだろう。

そんなことを思いながら、メールを開くと、

「In connection with this matter, we have~」

という内容不明の謎の英文が書かれていた。

こここ、これは、ここ国際ささ詐欺!?けけk警察!?ししし指名手配!?

おお、どどどど、どうすれば、いいのでしょ、しょう。

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