「愛用しているスマホ」の災難。
ここ最近、愛用しているスマホが電池残量50%を切ると突然電源が落ち、私の生末を案じるかのような真っ黒な画面になる、という謎の現象に悩まされてる。
「どうせ、誰からの連絡もこないし・・・」と、ずっとこのままでもいいかとも思ったのだが、会社の人から「すぐ直して来てください!ばか!」との罵声をこれでもかと浴びせられ、休日の朝からauショップに出向き、診てもらうことにした。
そういえば、auショップに行くのは何年ぶりだろう。
今や、ネットでプラン変更や機種変更ができる時代である。
わざわざ店舗に出向く必要はほぼほぼないと言っても過言ではないであろう。
もしかしたら私が訪れていない間にauショップのルールが変わっているかもしれないと、事前にネットで色々調べたところ某掲示板に「最近のauショップはドレスコードがあるから気を付けろ」と書かれていた。
残念なことにまともなスーツを持っていなかったため、シャツにジーパンという、ラフな服装でドキドキしながら行ったのだが普通に入ることができた。
まったく、ネットは嘘つきな人が多くて困りものだな。
店内に入り、さっそく対応してくれた女性店員に「電池が50%切ると~」という説明をするとスマホを一切確認することなく、「それでは同機種の新品を用意しますので」と言われた。
どうやら表立っていないだけで、この機種にはこのような不具合があるのだろうか。
新品の機種が用意されるのを待っていると、隣のカウンターに座っていた中年の男性が店員に「iphone14が!iphone14に!」と、ものすごく必死に言っているのが聞こえてきた。
なぜ彼はあそこまでiphoneで必死になれるのだろう。
少なくとも私はこれまでの人生において、何一つとして必死になれたことがないので、彼のことが少しばかり羨ましくも思ったくらいだ。
もしや、私が知らない間にiphoneはとんでもなく進化していて、iphone14のカメラで人物の撮影すると、女性の服だけ透けたりするのだろうか?
可愛い子の連絡先や住所が表示されたりするのだろうか?
はたまた、お付き合いできる可能性も表示されたりするのだろうか?
そうでなければ、考えられないような必死さであった。
そうであったならば、私もすぐにiphone14にするつもりだ。
そんなことがありつつも、その後、無事に新品の機種を手にすることができた。
面倒なことにアプリなどを取りなおす必要があるため、少々面倒くさいが、年収が10倍になるアプリ、スマホを水に付けると水素水になるアプリ、上司にガミガミ言われなくなるアプリ、女性と札束の風呂に入れるアプリなどを探して入れようと思う。
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