【中小企業診断士試験・2次試験の勉強法②】 2次試験時の作業分解と各作業の対策

2次試験の試験時作業を分解し、各作業に対しスキマ時間で勉強する

2次試験は4科目(事例と呼ぶ)あり、経営の分析や助言を100字程度で記述する問題を5問程度解く事例1から3と、財務会計の面から経営の分析や助言を主に計算過程と数値で記述する問題を解く事例4があります。

それぞれ試験時間は80分です。80分は長いと思われるかもしれませんが、初学者の多くは時間が足りず、解ききれません。

時間切れをせず全問解くのは重要課題の一つと言えます。

対策として時間配分、言わば日程計画を立てます。
試験中の80分間でやること=作業工程が複数あるとすると、それぞれの作業工程では数分から数十分に区切られます。

各作業工程を決められた時間内で行い、精度を上げれば合格に近づくと考えました。

各作業工程に分ければスキマ時間でも学習できます。

事例1~3の作業工程

人によって解きやすい順番や時間比重は変わると思います。

私の場合、答案文作成に40分必要でした。
いかに素晴らしい答えを考えても記入しなければ0点です。答案文作成が最も重要な工程ですので、他の工程は、残りの40分を分配して時間を設定しました。

答案骨子が思いつかない設問も当然出てきますが、時間優先です。わからない問題で沼にハマると時間が足りなくなるので、骨子作成の段階ではわからない設問は飛ばします。

白紙回答も避ける必要があるため、答案文作成しながらネタを探します。整理された答えではなく点数はもらえないかもしれませんが、難しい設問も何かを書く。

事例4の作業工程

こちらも人によって変わると思います。初見の問題の場合、どうやっても私は解ききれないので、npvは30分で解ければ良しとしていました。

スキマ時間毎の学習対象

試験時の作業工程時間とスキマ時間の長さを合わせて学習対象を定めます。

事例4は電卓を出す手間を省くためと、計算過程を書く練習になると考え、式のまま回答を作成しました。5min程度の時間が取れたときに電卓アプリや電卓で答えを出すようにしていました。

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