#魔女エステリーゼの事件簿 巫女と童編 2024/08/25 感想・その4・ネタバレ有
魔女エステリーゼの事件簿 -巫女と童編-の感想記事です。
複数に渡る記事となっており完結しております。
合せてお読み頂ければ、幸いです。
「感想?編」 「その1」 「その2」 「その3」 「その5」
前書き
そろそろ佳境。ここから怒涛の展開により、私の脳みそがヒートアップし続けるという状況になります…。前回も結構、細かい所で間違えまくってたりするので…いや、もう前書きは、短くしよ。
これからの注意点。
下記の注意点を必ずお読み頂き、同意頂きましたら読み進めてくださいな。
ネタバレを含んだ感想です。
私の記憶が実際と相違、順番の齟齬を起こしている部分があるかもしれません。
ストーリー全ては書いてません。省いてるのは、わざとです。
ストーリー説明の最中、急に演者さんへの感想が入ります。
どんくらいの長さになるのか予想つきません。とりあえず、読んで疲れない程度に記事を区切っていく予定です。
それでは、よろしくお願いします。
加速する。
回想編…裏切
15年前。場所は、後に開かずの間と呼ばれるようになる家の中。オズワルドとエイミー、アーチェ(だったっけ?w)がいました。
エイミーは、新たに、結婚することをオズワルドに言います。しかし、父・ヴィクターより受けた支援によって生活してきて、この家を建てたのにも関わらず、父を裏切る行為に出るエイミーを非難します。
結局、母子の溝は埋まらないまま、途中で裏口から入ってきた、ベリアに制され、オズワルドは裏口から出ていきます。他の二人もオズワルドを追っていきます。その後、グリフォードが家に入ってきます。家族に新しい彼氏だと紹介する予定だったが、そんな雰囲気でなくなってしまったことを、エイミーは謝罪します。しかし、グリフォードは、別の女性を連れて、やってきてました…。
ここで場面が切り替わって、裏口を抜けた後の洞窟の中。この家を建てたのは、ベリアであることを伝えます。父がいつか帰ってきた時に、世間体があるので裏口からいつでも戻ってこれるようにと作ったものでした。また、救世主のご神体の中身が両親が仲直りするために作ったペンダントだったことを伝え、オズワルドに渡し、別れることになります。
―さて、まずは、エイミー役・丸山美月さん。結構、悲惨な役どころです。夫が、昔の許嫁の下に行くと突如として言い出し、更には戦争に行くと。夫から裏切り受け、後に自身の幸せを追い求めようとするも息子が常に夫のことを言い続けます。そして幸せを追い求めたら、いきなり現在の彼氏から財産目当てに殺されるという。少しずつ、時代や様々な出来事(戦争含む)を経て、心境の変化といいますか、ちょっとした言葉の強さとか立ち振舞いとかから「苦境を乗り越え、自身の幸せを追い求め続ける、強く逞しくなってゆく女性」を見て取れたなぁと。なんか、こう序盤と終盤でエイミーの印象が変わってるんですよ。ただ、自身の幸せしか追い求めなかったから同情され難いというか…いや、悲惨ですよ…。
―ベリア役・星野優佳さん。家族の中の精神的支柱になろうと立ち回った姉ですね。結構な学はあるのかなと思いました。精神的な拠り所(救世主)を作って、布教させるという。ただ、家族と接してる時は、母・エイミーとの対比を感じました。エイミーは「弱い自分が強くなっていく」といった感じでしたが、ベリアは「弱い自分を強く見せ続けようとしている」と。演技でも出ていたように思えます。なんか、「私だって泣きたいけど、オズワルドの前では気丈に振舞おう」感が凄く出てたなぁと。
―アーチェ役・二ツ塚杏里さん。コミカル担当。序盤の登場シーンから中盤のオズワルドに「あれ、だれなんです?」と声をかけるシーンのコミカルと対比して、新聞社での一幕、キキに宛てた手紙の読み上げの憎悪というか、「え?アーチェって、こんな人だったっけ?」というね。初見の時、思いましたもん「この(序盤・中盤)アーチェと、あの(手紙)アーチェって別人だよね?」って。
親愛なる人へ
現代編…15年前の解決
一同が、やってきたのは開かずの間。この場に来た時、ビアンカはエステリーゼにある事を報告し、ジェームズ・ビアンカ・ジューン・キャリーの四人は別行動に移ります。
一同は、開かずの間にやってきた際に放置されていたわりには、結構、綺麗だということに驚きます。エステリーゼは、今回の15年前の事件とダニエル殺しの件について、繋がりがあることを推理し始めます。別行動していた4人が、ここで裏口から合流します…。裏口について、結構、重要な発言をします。引き戸なのは、もちろんですが、もうひとつ重要な事をビアンカかジェームズのどちらかが言います「裏口を防いでいる岩は、女性ひとりの力じゃ動かせられない」と。
そして、開かずの間に偶然にも訪れていたビアンカ、ジェームズは、ある手紙がベッドの上に放置されていて、それを拾っていましたね。それは「復讐に燃えるある人物からグリフォードに宛てた殺害予告」だったとワタクシは記憶してます。
「親愛なるアーチェへ」と書かれてた手紙は、恐らくアーチェ宅で回収されてます。
ここら辺、結構、ワタクシの記憶だと、ぐちゃぐちゃなんだよなぁ…。
エステリーゼは、殺害予告の手紙を出したのは、ダニエルだと思い込んだ、グリフォードの手によって殺害されたと推理します。とんだ災難です。
また、どちらかの手紙には、15年前の事件に関するグリフォードの矛盾を指摘する内容が書かれていました。「焼け野原になった後、建てられた家の周りにコソコソと隠れて中を見る場所があるのかい?」(要約。文面は違いますw)
そこで、今回の開かずの間の裏口発見で密室トリックが破れ、15年前の事件の犯人もグリフォードであることを断定します。逆上したグリフォードは、エステリーゼに襲いかかりますが、ここで颯爽とオズワルドが登場します。
(魔女エステリーゼー巫女と童編ーの中で、一番、ワタクシが痺れたシーンですが、忘れてます)
回想編…自由
1X年前。ヴィクターとオズワルドがいます。どうしてこういった顛末にならざるえなかったのか、ヴィクターは語り始めます。
手紙が来て、家庭崩壊したあの日。
手紙は、元許嫁だった「クリスティーナ・ワトリング」からだったこと。
病に伏せっていて、死にかけているけど、最後に会いたいと手紙に書いてあったこと。
エイミーは反対し、その後、夫婦仲が急激に悪くなっていったこと。
戦争に行けば死ねると思ったこと。
エイミーは、エイミーで自分自身の幸せを追い求めて欲しいと思った。だから全財産を渡した。
と、オズワルドに、語り、説きはじめます。
そして名言ですね
「みんなそれぞれ、自分の人生を生きている。これがどういう事かわかるか?オズワルド」
総ツッコミですよ。
「お前が言うな!」ってww
ただね、最後に言うんです。
「母さんは、元気か?」
って。自分の人生を生きてる上で、エイミーのことを思って、財産を全部、エイミーに渡して。それでいて、別れた後もエイミーに気遣って。
でもね、結局、自分勝手だったんですよね…。
回想編はここで終わります。
託された物語
現代編…田舎町の物語
オズワルドとテオが対峙しています。
「お久しぶりです。」
冒頭の方で、記事には書いていませんでしたが、テオが「幼い頃、遊んでくれた人」と示唆している場面があったんです。これがこの絶望した顔の人だったかどうかは忘れました…。
エステリーゼとオズワルドのやり取りが行われます。また、オズワルドの苗字まで発覚しますが、忘れちゃいましたw
そんな中、3発の銃声が集落中に鳴り響きます。
それと同時に、オズワルドは不敵な笑みをこぼします。
どっかの広場の地面に、キキとプレセアが座っています。
プレセアから全容が明かされます。キキはプレセアがアーチェを絞殺した目撃していたことから自身の母親は、プレセアだと知ります。その後、財産目当てで今まで犯行に及んでいたことなど言います。
そして警察が来たと思われた場面で、キキに拳銃を渡し、隠れておくから始末しとけ言います。
来たのは、警察ではなく、コレットとララでした。
ララから一緒に暮らす提案を受けますが、キキはこれを拒否。コレットには、物語を書いてほしいと伝え、銃口を隠れていたプレセアに向けて2発、そして自身に向けて1発、撃ち込み、幕を閉じるのでした。
その4 あとがき
もう1日、休みが欲しかったなぁ。
もう1回見たかったなぁ…
今回、ここまで、ジェームズ役・藤沼聡汰さん、ララ・ワトリング役・理依奈さん、ジューン役・乃井日菜子さん、キャリー役・翠月菜菜海さんのことを書いてないので、その5で書きます。もうどういうタイミングで挿入しようか、迷った上での「これは、もう別稿だ!」ってなったんですね。
藤沼聡汰さんに至っては、魔女エステリーゼシリーズの初見の私に突き付けられた「今回で卒業」ですよ。しかも知ったのが千穐楽の狼と兎編。
だってさー、最後だっていうんだからさー、それなりに希望を持たせてさー、超ベタ褒めしながら、なんか送り出してあげたいじゃん(初見だけど)。
だから、どこのタイミングでどういう文章を入れるのか
迷って迷って迷って迷って
「これはもう別稿だ!」って。
え?新しい推し?推し変?
おい!やめろ!そういうことじゃない!
で、今日で巫女と童編書きあがるなぁ~と思いながら
仕事帰りの電車の中で
「そういや、狼と兎編、まったくわかんねぇ…感想どうしよう…」
と頭抱えながら帰路についたのでした。
つづく。
魔女エステリーゼの事件簿 -巫女と童編-の感想記事です。
複数に渡る記事となっており完結しております。
合せてお読み頂ければ、幸いです。
「感想?編」
「その1」
「その2」
「その3」
「その5」