まえがき
魔女エステリーゼの事件簿の本編9作品目にあたる「姫と魔笛編」の再演です。
再演ということもありますので、個人的には気楽に書いて行こうかなぁ~と思います(汗)。
同公演期間中に見た、「闇と大蛇編」の感想はこちらをどうぞ。
感想記事をお読みいただく前の注意点
あらすじと相関図と登場人物
あらすじ
相関図
相関図は、1920×1080ピクセル(フルHD)で作ったので、スマホは横にすると見やすいと思います。闇と大蛇編もそうですが、ここまで作るの、本当に自分自身がバカなんじゃないかなと(笑)。パワーポイントの良い勉強になってるからいいんですけどねw手慣れてきたのか1時間ちょっとで作れるようになってきましたが、仕事に活かせるかどうか別次元ですからね(笑)。
ちなみに次回以降は、作るかどうか、わかりませんwww
登場人物・相関図の補足
中央のメリッサの左隣は、名前が切れちゃってますが「ヴァイオレット・グレイス」ですね。ヴァイオレット・グレイスの一番目の夫に関しては、スティアフォース家(ベラとジェイド)の兄か誰かにだったはずです(記憶が定かではないですが…ごめんなさいw)
出会うと出会い
現代
マックス警部、リオンのおちゃらけぶりというか、面白かったですねぇ。まずは、マックス警部とセシリアがやってきて、護衛担当することになった時のやり取りとか「この下りは以上です」とか、リオンのマックス警部に対してボケるとかね。初日見てたんですけど「みつふじりょうまっくす警部」とか、あまりにも自然に言い出したもんだから「おーい!おい!おーい!」とツッコミながら見てましたね(笑)。ミステリー作品ではありますが、こういう一服的な清涼剤は、とても良かったです。リラックスして観れるようになりますしね~。
あと、個人的に好きだったのが、照明が当たっていないシーンでのジェスチャーですね。同じ舞台上で、違うシーンや人物にスポットが当たってるシーンでは、何かを話し合ってる素振り、ジェスチャーをしているのですが、それが破綻せずに自然でした。なんか、え?なに?聞こえるように話してほしい、そっちも聞きたい!ってなっておりました。こういうのって、絶対、テレビドラマや映画じゃ味わないライブな部分なので、個人的にこういうの大好きだったりします。
過去
推しの直井サクラの役どころはー?と、色々と見ていましたが、セシリア(14年前)とあって、とりあえずは死ぬことはないだろうと(笑)。で、なんか明るく振舞う役どころは、はじめて見たような気がする。いっつもクールだったり、ひとりだったり、悩み抱えてたりとしていたのでねぇ。
そして、ついさっき、列車の中で出てきたベラさんは、黒基調の衣装でしたが、過去編になると白と青基調の衣装へ着替えていて細かいなぁ~とか、フローラの影がある感じが良かったなぁと思いましたねぇ。
収穫祭と約束
現代
なげえ~ww、まぁ、ちょくちょく、過去回想が入ってきていたはずなので、一気にここまで、実際の舞台ではやってないです。自身の記憶を呼び起こすのに、ある一定のラインまで一気に呼んでしまった方が解り易いのでね。どういった演出だったかは、実際に再演があれば見て頂きたいです。
さて、中盤は濃密に動き始めます、不審者とセシリアの攻防からシリアス展開、息の合った収穫祭のダンス、神輿の大炎上の急転直下のシーン、ヒラリーとヴァイオレットの言い争いとか、見どころ色々と満載でしたね~。
過去
みじかっ!wwたぶん、記憶削れてるかもしれないし、順番が前後してる可能性があるな…。まぁ、いいとしまして、もうここはフローラとリリアーナの殺陣、そんでもってセシリアとメリッサのやり取りですね。敵対関係と友情関係を強調していたとても好きな場面です。
「えぇ~っ!?ここで泣くの?!」みたいなの好きなんですよね~。
二つの約束と未来への約束
えっとですね、現代も過去もオチになるのですが、書きません!というか、是非、このストーリーは舞台で見て!と言いたいです。もうこの感想記事で興味があって、再演のタイミングがガッチリあったら見て欲しいです。二年連続でやってますから…たぶん、来年(2025年)…どうだろうなぁ~…(無責任)
流れを説明すると、現代編は、メリッサとジェイドにハメられたセシリアは、二人と交戦する構えになります。そこに割って入る、マックス警部…という。まぁ、途中、ジェームズがルパートに蹴りを入れて、何故かリオン、キャディと踊り出すシーンは流石に笑ってしまいましたけども(笑)。
交戦を終えた後に、今回の現代編における罪が語られ始め、過去に犯した罪へと繋がっていくのです。
過去編は、空襲警報が鳴り響く中、リリアーナはアニカたち、同胞を救出しようとフェンスの場所へとやってきますが、そこで再びフローラと交戦。銃撃でフローラを殺すものの、もうひとりのフローラが登場するという場面。ここ、正直、すんげービックリしました。確かに追って行った先には無傷のフローラがいる!という時点で「双子だろうけども、どうやって表現するんだ?!」と思ったところからの二人登場という「はいっ?!」ってなってました。結局、役者さん(渡森さやさん)からネタバレされるまで気づきませんでした…。まじですかい。本当に、2回目見る時、見破ってやろう!と思ってたのになぁ…。
そして、今まで出ていたのは、フローラ(妹)だったわけで、フローラ(姉・狂気属性)が登場したからには、さぁ、大変。特段、交流がなく、その場に居合わせたセシリアを殺そうとします。そこに割って入るメリッサ。落ちていた拳銃でフローラ(姉・狂人)を銃殺。間一髪、セシリアを助け出した後に、怪我を負っているセシリアは、更に施設に閉じ込められた子供たちを助け出したいと言い放ちますが…空襲が始まっており…と、メリッサからセシリアへ二つの約束を提示します。ここから先は涙なしには語れない場面になってきてます。特に音声だけで想像を掻き立てられる演出があったのですが、もうね、映画のワンシーンのように想像してしまって、もう「うわああああ!!」ってなってました。
この後、結末となるのですが…。うー、この最終シーンの30分見るだけでも、価値があると思うんで…本当に知らないで見てほしいな~と…個人的には思います。
ちなみに、現代編では、今度はセシリアからメリッサへと、未来への約束をします。またねぇ…そのシーンも良いんです。セシリアとメリッサの立ち位置というか、花道でやり取りしていたのですが、もう最高に良かったです…。なんか、メリッサの向こう側に、大きなステンドグラスな教会とか見えてきそうでしたもん。
そしてね、カーテンコールへと移っていくわけですが、まさか、あの人からあの話が出てくるなんて!という伏線とも思えなかったところの回収があったりしまして、最後は、なんかどこかほっこりした気持ちになって観劇を終えました。
あとがき
ここまでお読みいただきありがとうございました。
姫と魔笛編については、実に長い期間をかけて、書いてました。今日が11月27日ですからね。2週間以上、空いちゃってます(汗)。
途中、まじでストーリーを書くのはどうなんだろう~と、闇と大蛇編ともども思ってしまってタイピングが止まってしまったのですが、今後は、次の観劇からはもっと気軽に書こうと決心して、そこからは早かったです。
とりあえず「今回だけ、オチは書かないから今回だけは、ちょっと書かせて(笑)」と思いながら書いてました。怒られない程度にね、やっていこうと思います。
もう二週間以上、経過したのでね、各演者さんは次の公演、舞台へと、稽古していたりするのですが、ワタクシひとり、ロンドンに取り残されてですね、もうこのまま全部消えてなくなってしまったら、それはそれで面白いんじゃないかなと(ウソです、冗談です)。
というわけで、もうこんなに長い感想記事を書くことはなくなりますが、この記事だって8500文字近いですからね…。11月下旬から12月末まで続く観劇月間も色々と書いて行こうと思いますので、よろしくお願いします。
はい。