記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

『キューピッド!』【完結編】【子供編】2024/10/12 感想記事 #ネタバレ有 #キューピッド

まえがき

 観劇歴=劇団ココア歴となるのですが、その観劇歴が半年も満たないワタクシが「恋愛物なんだよ~」と聞いたら、こんなポストをしてしまうわけですよ。単純に、恋愛もので、よくテレビドラマとかにあるような、そんなのを想定していたわけですよ。もうこれはある種の懺悔です

 恐らく、歴戦の強者、ココア歴の長いお姉さま、お兄さま達からしてみれば「お前、いったい、何を心配してるんだ?」というポストだったに違いありません。

で、完結編・子供編の順で観劇したわけですよ…。

なんていうか、やっぱり、ココアだなと。
何を杞憂していたのだろうか…。

笑いすぎてしまったのものそうなんですが、この面白さを自分の文章力で伝えきれないのが、何よりも悔しい

 「とにかく見て!笑いたいならこれを見て!」

そんな舞台でした。

※見た順番に記載している為、先に完結編が出ています。ご容赦ください。


「キューピッド!」について

 『キューピッド!』は【完結編】【子供編】【過去編】【ジゴロ編】【大学編】【公務員編】【社会人編】とありまして、今回は自身のスケジュールの関係上【完結編】と【子供編】を観劇しました。

 キューピッド!自体は、石本すもも(次女)、石本ふみか(長女)、石本いろは(三女)の石本三姉妹と、佐久間春彦というダメ人間が織り成すストーリーです。

 今回もふと思ったのですが、三姉妹が出てくると、次女がクローズアップされるのって何でですかね…。キャッツアイの影響なんでしょうかねぇ?ちなみに男兄弟だとそうもいかないのが面白いところです。あれか……えっと、やめときまーす。

 あと、佐久間春彦のことをダメ人間だなんて軽々しく言っておいて、あれなんですが、個人的な感想としては、まぁ~(音程を上げながら)……本当にダメ人間ですね(笑)

【完結編】

あらすじと感想

 物語は、石本すもも(演:日野愛美)佐久間春彦(演:大井允仁)の関係を中心に展開します。若さからくる些細な喧嘩ワンナイトカーニバルからの夢と現実の対比春彦の女ったらしがストーリーの核です。こう書くと、本当にダメ人間です(笑)。ちなみに彼ら彼女らは、大学生です(笑)。

 春彦は、すももとの待ち合わせ時間に来ない。喧嘩をした挙句、幼馴染の杉山佳林(演:香水唯花)の部屋に転がり込む。そして、隣人の女性である何かとあざとい女性森下まつり(演:花永)を連れ込み映画鑑賞すると、まぁ…色んな出来事がコミカルに描かれていましたね(笑)。時折、見せる、すももへの想いというのもあるのですが、そんなんすっ飛ばしていいくらいダメ人間です。それをコミカルに演じる大井さんも凄まじいんです。色んな意味で消費半端ないよなぁ…と後々、思いましたよ。

 一方で、井上さやの(演:小夜妃香)バヤシコ(演:柳瀬佑太)の恋愛模様も物語に入って来るのですが、期待を裏切らなかったのが、この二人ですね。バヤシコは、オタク気質で、ござる口調、空気が読めなく、そして恋愛というのものに鈍感で無頓着。そして、バヤシコに好意を寄せてるさやの。カラオケで告白して、バヤシコが「そうじゃないだろ!?」と誰もが思うような返答をするのですが、そこでね、さやのの怒りが見れましたね「おっと、これは、小夜さん、始まった!いいぞー!もっとやれー!」と思ってました。これは、もう間違えなく『転しな』による悪影響かと(笑)。

 周りがいい感じに作用していて物語を盛り上げてるんですよねぇ。ニートだけれども妹想いの姉石本ふみか(演:福士真未)、男性に触れると無意識にブン殴ってしまう並木玲奈(演:宇里彩)、なんかこの中では、至極真っ当(?)なギャル武中美裕(演:不破りこ)、映像関係のお仕事をしていて春彦の夢を後押しする茅場さん(演:境光紀)、産婦人科の良子先生(演:石川夏目)と。

と、まぁ、ワタクシから見ておかしな順に書きましたが(おぃ)。

 最終的に、春彦は過去にあった過ちや劇中に起きた出来事を糧に成長を見せ、最終的に、すももに改めてプロポーズして大団円で幕を閉じるという物語でした。

好きだったシーン

 色々あった中で、佳林の部屋で、まつりと春彦が映画鑑賞してる際に主要人物で突撃することになって、最終的にふみかに殴られて気絶かなんかするシーン(もうね、曖昧過ぎてごめんなさい)。あそこ、結構なアドリブだったと思うのですが、途中で春彦役の大井さんが「もう勘弁してください…」みたいなことを小声で言った時は、もう爆笑してしまいまして…。役者さんの消耗が激しすぎないかと(笑)。

【子供編】

あらすじ

 物語は、司波雄大(演:磐城信治)が女子高生 山田さほ(演:田所瑞樹)に好かれるために、クラスの人気者である石本いろは(演:長谷川想乃)にプロデュースしてもらうことになったが…

といった感じですかねぇ…。

感想

 もうこれはね、本当に申し訳ない。あらすじほぼ全部吹っ飛んでる!というのが正直な話です。上述の埋め込みポストでも書きましたけど「シンジ・イワキ オン ステージ」だったんです。

 もうね、途中、上半身裸で、大事なところを三か所、バラで隠して出て来たシーンとかパンツを特殊に被ったり、あしらったりした男子三人が出てきたシーンの際には「一体全体、ワタクシは何を見せられてるんだろう」って思いましたよ(笑)。パンツかぶるのは、ココアの伝統芸か何かでしょうね(笑)。是非とも次のエステリーゼでも、やってもろて、180人くらいの観衆をドン引きさせてほしいですね(笑)。

 河原でケンカシーンとかあって、あぁ~青春と思いきや、第三者が怒り狂うとか、細谷るん(演:小夜妃香)がパンぶん投げるシーンとか、それなりに名シーンありましたよ、ちょっとした緊張というか、シリアスというか。でも、もう何か後半にいくにつれ、出演者の方々の一挙手一投足がなんでもないのに可笑しくなってきちゃって…。もう笑い疲れちゃってワタクシがダメでした(笑)。そして記憶がほぼ「楽しかった、面白かった~」しかないというね…。

 石本いろは(演:長谷川想乃)は、表情が豊かで良かったなぁ。もうなんていうか、こういう学園物でよくある「THE・主人公」的な立ち位置で、そりゃぁ、クラスの人気者になりますわなぁ~といった感じ。りんちゃん(演:黒田七瀬)は、なんか既視感あるなぁ~と思っていたんですけど、途中で「あっ!この既視感は、ハナザワさんだ!」ってなったし(ぉぃ)、櫻井くん(演:日向彬)に関しては、ミステリアスで最初は良かったんですけど、途中から雄大に引っ張り出されてはキャラが崩壊していく様が、面白かったです(笑)。

あとがき

 本当に名前載せられなかった、面白かった、紹介しきれなかった場面、いっぱいあります。申し訳ないです。ワタクシの文章力と記憶力不足です。

 冒頭で述べた通り「とにかく見て!笑いたければこれを見て!」と言いたいですね。恋愛ものだからといってためらったり、無用な心配をしたのは本当に馬鹿げていました。それ以上に、頭を空っぽにして楽しめる舞台でした。

次回があれば、是非とも見たいですが…どうなんでしょう…


さて、次回は『劇団ココア 過去の物販大放出&スペシャルオフ会』ですね。イベント系は初めてかな。20日の回に参戦予定となります。

というわけで、対戦よろしくお願いしまーす(違


いいなと思ったら応援しよう!