インプットしてる?・朗読劇「禁秘のフェアリィテイル」を観劇に至る経緯。
※前書きが毎度のことながら長すぎるのですが、今回は観劇に至る経緯が中心です。本公演の感想は、9月9日投稿を予定しております。観劇に至る経緯と、観劇後のネタバレ無しの感想をご覧ください。
まえがき
インプットする。
皆さん、インプットしてますか?
SNSやらの発達により「発信する」言わば、アウトプットするツールは、多くあります。このnoteだってそうです。
何かを書く、発信するにあたり「インプット」しないといけない。
ワタクシが尊敬する人物のひとりに伊集院光さんがいます。ラジオパーソナリティやタレント活動を行っていく上で「とにかくインプットする仕事」したいと、マネージャーに言っていたとのこと。
ワタクシは、いつも職場と自宅の往復。時折、仕事帰りに、雀荘に行っては麻雀をする。日常の中でのインプットなんて限界はとうに超えていて、惰性で仕事してるし、遊んでるわけです。
ただ、それが慣れ親しんだ麻雀だったり、仕事とか通勤とか、ご飯とか、衣食住のごく当たり前のことをアウトプットしたところで、ネタはすぐに尽きてしまいますし、人生に彩りが無い。
先月の劇団ココア「魔女エステリーゼの事件簿 巫女と童編/狼と兎編」を観劇してからのこと。感想記として、こと細かくワタクシの記憶がある限り、ダーっと書いてみたんです。
結構、色々と反応があって、個人的には、こんな感覚は、久しいなぁ~と思ったわけです。仕事は惰性でやってるし、立場も上になってきてしまったもんだから、誰かに褒められる事もあまりない。麻雀だって負けてばかり(略)ってなると、こういう承認欲求が溜まっていたんでしょうね…。
もっと自分自身の人生を彩っていくには、どうしたらよいものか?と考え、何かインプットしていかないとな…と思い立った時に「自分自身が見たことない世界を覗いてみるのもまた一興かな」と思い立ったわけです。
些細な事でも。
観劇の感想を書いていく上で、出演者さんから返信を頂きました。ワタクシが観劇し、心に残るモノを貰って、その感想を文字に起こしただけのものに対して、感謝して頂けてありがたい限りです。
こうなってくると、何か更にお礼を…というのが自分の中に生まれて来てしまうんですね。これは、もうワタクシ自身の性なのでしょうがないんです。
開演期間中であれば、ブロマイドやチェキを購入したりして、応援を返すなんてことはできますが、もう既に期間は過ぎている状態。
どうするべきかと考えた後に配信を見に行くなんてもあるのですが、どうせならここは「インプットしたい」とも考えたわけです。
こんなポストがあれば…。
「行くしかねーよなぁー!?」
と。配信なんてすっ飛ばして、直接、見に行こうじゃないのと。別に会話とかそういうのが目的じゃないんです。それが目的だったら、別の何かを探して行ってますし。やっぱり、そこにあるのは自分のインプット欲だったりするのです。
で、ひとつ問題が…仕事どうしようか…。
土日は遅番のため、仕事終わりに直行できないパターンにハマってる。鈴木わこさんが出演されるのはA班であるため、チャンスは9月6日金曜日の14時からの回、1回きり。これは、何かと半休を取って…
9月5日の午前中…
「明日の半休?いいんじゃない?とれば?」
ありがとう上司!ホワイト企業すぎるだろ!うちの会社!
というわけで仕事を半日で切り上げて、直行したわけです。
皆さん、知っておいてくださいね。こういう些細な事からでも、感動して勝手に行動しちゃう人って(ここにひとり)いるんですよってことを(笑)。
ワタシもリプしたのに!とか思った皆さん、次は「DEAD END DEVIL CITY (その参/その質・伍/その捌・伍)」を1日で3公演見て、更に「異世界転生しない物語」A/B 両班ともに1日で見るので、を計2日間で5公演観劇予定(?!)です。
芸術の秋ってことで…感覚狂ってますが、まずは、今月一本目ということで「禁秘のフェアリィテイル」を観劇しております。
もうひとつの理由
「コメディ朗読劇」ってなんぞや?と思ってしまったわけですよ。朗読劇自体、初めての立場。更にその上でコメディって…何が始まるんです?と。
朗読劇というと、ワタクシ個人の先入観では「声優さんが台本持ってマイクの前で披露する。」「杉田智和がアドリブで全てを破壊する」くらいの感覚ですよ。逆に観客側の想像力が必須となるのですが、如何せん、何かのアニメや漫画といった類の新しいものは一切わかりません。何をどう楽しめばいいのか…何処まで楽しめるのか…っていう興味本位な部分もあるのでね。ちょっくら、ここら辺は自分への挑戦ということで行ってみようじゃないかと思ったわけです。
ちなみに妄想力なら負けませんがね。
当日の行動
9月6日12時00分~14時00分
実は、この日、人生で初めて、社員証を自宅に忘れて来て、会社のフロアに入れないという大ポカを起こしてしまう。普段なら帰って取ってこい!と言われるのですが、片道50分という通勤時間から温情を得まして、来客用パスで入場。
そんな中、ワタクシは半休で職場を出るというとんでもない奴です。
本当に、ごめんなさい。
そんな中、12時に職場を出て、お昼を食します。
ふーっと、一息ついた後にやってきたのが中野駅。
そこから小劇場を目指して歩くのですが、本当にあるのここ?という所を歩きます。
右下でお分かりの通り、33度のコンクリートジャングルを徒歩15分!
チラシを見る限り、ファンタジーの世界観の朗読劇なんだろうな~と勝手に思っていたのですが、この炎天下の中、歩いていたら、劇が始まる前に、ワタクシがファンタジーに飛び立ちそうになります…。
どことなくダンジョンへ入っていく気分です。
そして、開場していたので入場手続きを済ませました。
場内は「案外、舞台、近っ!!」と。思ったものです。
これから始まる朗読劇。舞台上には、スタンドマイクが5本設置されており、椅子が何脚も並んでおります。ほほーっと思いながら開演を待ったわけです。
9月6日15時30分
およそ、90分の演劇は無事、トラブルもなく終わりまして…中野twlを後にしながらのワタクシの第一の感想が「どうすんだ、これ」でした。
文章を書く、noteに感想を書くっていう、ネタバレ無しで面白さを伝えるって、難しいなって思ったんです。特に、もう禁秘というくらいですから前述したファンタジーとはほぼ無縁です。今回の朗読劇のストーリーを文章化したら、ワタクシは、どこぞの誰かに、闇に葬られてしまう可能性だってあるくらいストレートに「ヤベェな」と感じたのです。
別に「アーハハハハッ!」って声を上げて、笑うレベルじゃないんですよ、コントとかじゃないんで「いいの?これ?本当に?え?」というレベルでのヤバさです。知ってる人、わかる人はわかるヤバさだったかと。それが逆に味わい深い面白さを醸し出してましたね。
あとは、朗読劇と言えど、少しは動きとかあるのですが、補って余りあるほどの声の感情、抑揚が伝わってきて、初の朗読劇とはいえ、楽しめました。こういうのもアリだなと思いましたね~。
ネタバレになってしまいますので詳細は、後日、公開となりますが、是非、9月7日・8日までと行われておりますので、行ける方は行ってみてはいかがでしょうか。
あとがき
失礼を承知で正直に言いますが、鈴木わこさん、小林尚臣さん以外の顔と演者さんの名前が一致してないんですよね。勉強不足で本当に申し訳ないなと…。
9/9 公開予定のネタバレ編につづく。
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