記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

#魔女エステリーゼの事件簿 巫女と童編 2024/08/25 感想・その1・ネタバレ有

魔女エステリーゼの事件簿 -巫女と童編-の感想記事です。
複数に渡る記事となっており完結しております。
合せてお読み頂ければ、幸いです。
「感想?編」 「その2」 「その3」 「その4」 「その5」



再び降り立った下北沢。

前回の記事で書いた通り、8月25日は代休をとって、いざ、下北へ。

「あれ」を見るといっていますが、推し花のことです。
日曜日は、行けないだろうと思って
ネタでポエマーしてたので自分で見るの少し恥ずい…

さて、引用したツイートにもある通り、2回目の巫女と童編の前に狼と兎編も見ました。そちらは別で語りたいと思います。

これからの注意点。

下記の注意点を必ずお読み頂き、同意頂きましたら読み進めてくださいな。

  • ネタバレを含んだ感想です。

  • 私の記憶が実際と相違、順番の齟齬を起こしている部分があるかもしれません。

  • ストーリー全ては書いてません。省いてるのは、わざとです。

  • ストーリー説明の最中、急に演者さんへの感想が入ります。

  • その1と書いてますが、どんくらいの長さになるのか予想つきません。とりあえず、読んで疲れない程度に記事を区切っていく予定です。

それでは、よろしくお願いします。

始まり

ダニエルの死。謎のメッセージ。

各地の伝承を調査していたダニエルが非業な死を遂げるシーンから物語が始まります。
 「狐の化けた夫婦には気をつけろ」
 「狐が棲みついている」
 「15年前の事件も奴らの仕業に違いない」
 「童が泣く夜に気をつけろ」
といった言葉を残します(大体、ニュアンスはこうです)。

現代編…出発の時

場面代わって、依頼主コレット(演:長谷川麻由)がやってきたとこ。
パッと舞台が明るくなって目に飛び込んできての第一の感想が

「あぁ、今宵もエステル様(エステリーゼの愛称 演:小倉萌)は麗しい」

小倉萌さんは「美しい」じゃなくて「麗しい」なんですよ。こう「美しい」という言葉では勿体ないほどに「美しい」を超越した雰囲気や魅力があって…で、ワタクシの語彙力の限りを尽くして表現するのであれば、それはもう「麗しい」なんですよ。もう…はぁ…うっとりしちゃうわ。ブロマイド、初日に買い忘れから千穐楽売り切れで買えなかったのが、心残り…。

さてはて、ダニエルの惨状をひとしきり、聞き終え、依頼を受けた所から「さぁ!出発だー!」って時に、いつもの世話係のマリアが居ない事に気づきます。テニス大会ですって(笑)。更には、ひよこの世話のため、マックス警部もいません。

と、ここの下り、ワタクシ、1回目の観劇では「何のことをいってんだ?」と思いました。「マックスって誰?マリアって何?」と。このくだりから、マックス警部の代わりに部下の「セシリア(演:松本梨菜)」が登場するのですが、頭に入ってこなかったんですね。「いつの間に、ロンドン警察の人が付いてきてる」という認識になってました。ただ、2回目の観劇の時は、キチンと理解できました。狼と兎編を見て良かったと思いましたよ…

さて、やり取りの中で「この変態!」と言いながらエステリーゼ様がジェームズ(演:藤沼聡汰)を何度か殴るのですが、変態なのは、エステリーゼ様の方だと私は思うのですよ。こう変態チックな妄想を駆り立てさせるコミカルな立ち回りをしたのがビアンカ(演:あかしふうか)でした。これは、もう、あかしふうかさんの真骨頂とも言える演技・役回りだと思います。これ以降、時折、今回のストーリーに緊張と緩和を与えてくれます。ふうかさんがいることで、大きくストーリーを転換できるので、脚本家にとっては、重要な役回りを信頼して任せられると。だから今後も重宝されていくのかなと思いました。

回想編…元凶

 場面が移り変わって18年前。世界一次大戦が始まった直後になります。

戦争が始まったため、都会からアーチェ(演:二ツ塚杏里)がやってきて、オズワルド(演:中島拓巳)と話をしている場面から始まります。オズワルドは、アーチェを家族に紹介、母・エイミー(演:丸山美月)と姉・ベリア(演:星野優佳)が登場し、お茶会を始めます。後に父・ヴィクター(演:香月雪雛)も登場し、ヴィクターは戦争の悲惨さをオズワルドに説き、志願兵にならないように説得します。また、合わせて、アーチェが仕事を探していたため、オズワルドの家庭教師兼世話係をするよう依頼し、アーチェは快諾します。

―ここで登場した父・ヴィクターを演じる香月雪雛さんの渋さにはびっくりします。え?あの人いくつなの?30代でしょ?と。で、調べてみたのですが年齢不詳でした。もう一度言います。年齢不詳でした。もう…なにその落ち着きぶり…。人生何周目よ?

そして、談笑している後に一家崩壊まで至らせる手紙がやってきます。

差出人の宛名は「クリスティーナ・ワトリング」
差出人の名前は、これでよかったんだっけ?と思ったのですが、まぁ、「ワトリング」の部分さえ覚えて貰えれば、次章以降は何とかなります

その後、夫婦喧嘩が絶え間なく続くようになってしまうのです…。
そして、父・ヴィクターは、あんなに毛嫌いしていた戦争へ志願兵としていくことを決意し、オズワルドに伝えます。

オズワルドは、母・エイミーが病んでしまうことから姉・ベリアは、救世主と書かれたご神体を元に祈りを捧げ始めている事を父に伝えますが、意に介さず、夫婦喧嘩を解決しないまま戦争へと旅立ちます。

出会い

現代編…少女の思惑

さて、出発前にひとしきり妄想した事後のエステリーゼ様御一行は集落にやってきます。

これ、てっきり地名があるのかと思ったら「名もなき集落」でした。
いや、それで合ってるはずです…

ここで★ドタ☆バタ★と登場するキキ(演:直井サクラ)。後ろからララ・ワトリング(演:理依奈)とテオ・ウィッシュバーン(演:寺尾歩武)もついてきます。テオの許嫁がララです。そして、キキは、同い年と知ったララとテオがあまりにも素敵だったため、写真に収めたいと、一行に言いますがカメラを持ち合わせていないと言われ断られます。

それに数日前、ここに来る道中に見かけていないかコレットはキキに伺いますが、キキは否定します。スイスから物語を書くために欧州の田舎町を転々としていると説明しますその直後、血相を変えて、ジーナ(演:蒼井陽葵)、ジューン(演:乃井日菜子)とキャリー(演:翠月菜菜海)が、ララとテオの下にやってきます。ジーナはララの家庭教師兼世話係です。ジューンキャリーも世話係ですが、どちらかというと、集落の何でも屋に近い存在とのことです。

ジーナが血相を変えてやってきた理由は、プレセア(演:初咲里奈)がカタリナ・ワトリング(演:星咲梨彩)と喧嘩をした上でプレセアが集落を出ていくという話になります。喧嘩の理由は、秘書のグリフォード(演:磐城信治)の存在でした。そして、プレセアがやってきては、事の顛末を語り始めます。

ここで、すごい驚いたのが初見のプレセア役の初咲里奈さんでした。「表情がここまで変えられるって凄い」なと。ここの登場から終盤までの間、表情の振り幅が+100から-100みたいな事を平然とされてるんですよ。「え?!いや、なんか表情も相まって、セリフの説得力が5万とかになってる!」と思いましたよ。眉の動かし方や視線の落とし方、ひとつとっても、ずば抜けてる、凄いなぁ…って思いました。

さてはて、プレセアが出ていくという話の後、グリフォードそして、カタリナに会わせるようエステリーゼ様は要求し、その場を去っていきます。去った後に少し行き遅れたコレットに対してキキは一つ訂正をします。「本当の目的は、父親を探しに来た」と。

回想編…馬車

時を遡ること17年前のパリ。

ナタリア(演:渡森さや)とプレストン夫人(演:こんピーチ)、二人の言い争いから場面が始まります。ナタリアは、もう看護の仕事をしたくないと言い、母からの手紙を出しに辞めようとしますが、プレストン夫人の圧力に負けてしまいます。その後、病院から脱走しようとしたところ、オズワルドが乗っていた馬車と間一髪、ぶつかりそうになります。

ナタリアは、オズワルドの馬車を使い、列車の駅まで逃げようとしますが、道中の会話で想いを改めて病院に戻っていく事を決意し、オズワルドに自身の住まいを伝え、下車します。

―もう登場から掃けるまでの間、釘付けとなったのが、ナタリヤ役・渡森さやさんでしょう。たぶん、惚れない男はいないんじゃないか?!というレベルです。後に、オズワルドとは、恋仲になっていくわけですが、出会ったばかりの「あざとくて自己中心的なおてんば娘」というところから「一途に、彼との幸せを追い求める」という乙女心の変化と、ストーリーが進むにつれ、それが叶わぬものだと悟った時の絶望、生への執着を上手く表現され、感動しました。

その場面をアーチェに目撃されてたオズワルド。少しからかいを受けた後、アーチェからベリアの部屋に見知らぬ人物が数名出入りしているところを目撃したことを報告を受けます。

オズワルドは、ベリアが封筒を持って外に出た所に出くわします。救世主へ祷りを捧げており、そのお礼に貰ったというベリア。宗教、お布施じゃないかとあきれ返るオズワルド

その後、エイミーの下に一通、ヴィクターより手紙が届きます。


「その1」はここまで…あとがき

さて、帰宅後、一気に書いてみましたが、物語の25%くらいしか終わってません。回想のパリ編、ナタリアとオズワルドの出会い部分が、何処だったか、既に記憶を無くしかけている状態です(笑)。

あれ?何処で回想と現代が切り替わったっけ?と思う事、しばしば。

たぶん、聞かれたらちゃんと答えられるくらい解ったつもりです。
で、書き始めたらストーリーよりも役者さんの伝えたい事がいっぱいあって、感想が「前編・後編」で終わるわけもなく「その1・その2・その3」とかで書いていくことになりそう…と思ったので表題を変えました。区切らないと永遠とタイピングしてそうだし。

はたして、いつ終わるのか?!「でっでび」までに間に合うのか?!

こうご期待!

つづく。

魔女エステリーゼの事件簿 -巫女と童編-の感想記事です。
複数に渡る記事となっており完結しております。
合せてお読み頂ければ、幸いです。
「感想?編」
「その1」
「その2」
「その3」
「その4」
「その5」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?