東京優駿(日本ダービー)回顧
はじめに
まずは勝ちましたドウデュース、武豊騎手、友道厩舎の方々、キーファーズ並びに松島オーナー、関係者の皆様おめでとうございます。
栄誉あるこのレースを優勝できたことは非常に名誉であるとともに、これから先もますます楽しみになったことでしょう。オーナーはかなり凱旋門賞に拘っているようですし‥
武騎手は最年長でのダービー制覇プラスダービー最多勝記録も更新という偉業達成なりましたね。どこまで進化を続けていくのでしょうか。
競馬の祭典らしく素晴らしい1日を過ごさせていただきました。
レース回顧
それでは早速レース回顧をしていきます。
まず昨日は非常に気温が上がり、またスタンドにもかなりのお客さんがいる前でのスタートでした。
3歳馬にとっては初の経験で、テンションが上がる馬もなかにはいたでしょう。
スタートはジャスティンロックが出遅れましたが他はまずまずのスタートでした。デシエルトが宣言通りおしておしてハナを取り切り、内枠のアスクビクターモアが番手につける形となります。
人気どころは中団あるいは後方からの競馬となりました。
1000m通過はデシエルトが単独先頭のまま58秒9。
勝ったドウデュースは依然後方で一番人気のダノンベルーガや、皐月賞馬のシオグリフらを見る形でした。さらにその後方に二着に入ったイクイノックスと後方はややばらけた隊列。
3~4コーナーにかけて、番手につけていたアスクビクターモアのみが先頭のデシエルトとの差を詰めにかかりましたが、その他は馬群となり4コーナーへと入っていきました。
残り2ハロンくらいでアスクビクターモアがデシエルトを交わして先頭に立ち後続を引き離しにいきましたが、坂を上ると後方勢がじわじわと接近してきました。なかでもドウデュースが手ごたえ抜群で一気に先頭を捕まえる勢い、、その外からはイクイノックス、内へと進路をとったダノンベルーガ、更には皐月賞馬のジオグリフなどが次々と先頭を目指しラストスパート。
残り1ハロンでジオグリフは一杯となり、優勝争いは4頭に絞られました。早めに先頭にたっていたアスクビクターモアをまずはドウデュースが交わし、それと同じくらいの脚色でイクイノックスも迫り、ダノンベルーガがこの2頭よりはやや脚色が鈍ってきています。最後はドウデュースとイクイノックスが抜け出して一騎打ちの様相となるが、ドウデュースがこれを凌いで優勝。皐月賞3着からの逆転勝利で世代の頂点に立った。勝ちタイムは2分21秒9(良、レースレコード)。2着にはタイム差無しでイクイノックス、3着には早めに先頭にたち、ダノンベルーガの猛追を凌いだアスクビクターモアとなりました。
終わってみれば皐月賞組が馬券内独占。唯一別路線組のプラダリアだけが掲示板確保となりました。
一番人気に推されたダノンベルーガですが、最後直線の進路取りの差と、思ったより長く使える脚がなかったように思えました。1800~2200までなんでしょうか?
イクイノックスは大外枠の分最後届かなかった可能性はありますが、ドウデュースの勝負根性に屈した敗戦でしょう。さすがキタサンブラック産駒らしく、距離もこなせていました。
皐月賞馬のジオグリフは、皐月賞時の競馬が完璧すぎただけのように思いますし、福永騎手はこのレースだけで距離をこなせないとは思わないと仰っていましたが果たしてこの馬の適正距離とは?
秋以降に期待したいところです。
あとがき
あっという間に競馬の祭典が終わってしまいましたが、春のG1戦線はまだ続きます。
今週末は安田記念が開催されます。
昨年は8番人気のダノンキグリーがあのグランアレグリアを破っての優勝でした。
今年の出走予定馬では、昨年のNHKマイルの覇者で同レース3着に入ったシュネルマイスター、同世代で東京新聞杯を勝ったイルーシヴパンサー、など古馬になってからの成長が楽しみな馬が参戦予定となっており、またまた週末まで頭を悩ませそうです。
それでは長くなりましたがこの辺で。
ここまで読んでいただいた方本当にありがとうございます。
最後にご自愛ください。
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