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エプソムカップ回顧

まずは勝ちましたノースブリッジ、岩田(康)騎手、奥村厩舎、スタッフ、馬主の井山登 様、村田牧場の関係者、エプソムカップ優勝おめでとうございます。
3勝クラスからの連勝で重賞初制覇ということで勢いそのままにレースを制したなって感じましたし、当日の馬場状態も味方になってくれたのではないでしょうか。有力馬がいた中で押し切っての勝利は非常に価値のあるものだと思います。


レース回顧


予想通りスタートしてから、内からコルテジア、ノースブリッジ、トーラスジェミニの先手争いとなりましたがこれらを制してトーラスジェミニがハナへ,コルテジアが番手へ、勝ったノースブリッジは折り合いを多少かきつつも3番手へおさまりました。
以降、4番手集団にはヤマニンサンパ、ダーリントンホール、等、後方にかけて人気を集めた、ザダルやダイムトゥヘブンなどが続き、やや離れた最後方に一番人気のジャスティンカフェという隊列となりました。

1000m通過タイムは59秒7。そこまで早くないペースでトーラスジェミニが単騎逃げでレースを引っ張ります。最後方のジャスティンカフェを除く2番手以降は一団となり4コーナーを回ります。

直線に入ると各馬は馬場の悪い内を空け馬場の真ん中あたりをから追い出しを開始。

残り2Fでノースブリッジが先頭に立ち押し切りを図ります。後続も内外に広がりながら追い出され、ダーリントンホール、ガロアクリーク、ザダルが差を詰めにかかります。最後方にいたジャスティンカフェのみ進路を内にとり追い込みにかかります。

差し馬勢が抜け出すかと思われましたが、早めに先頭に立ったノースブリッジがこれらを制して1分46秒7のタイムで押し切り勝ち。3か月の休養から連勝となりました。
二着にはクビ差でガロアクリークが、3着にはこれもクビ差でダーリンホンホール。1番人気に推されたジャスティンカフフェは追い上げ及ばずの4着まで。昨年このレースを制していたザダルは6着という結果となりました。


寸評

1着 ノースブリッジ
2月のアメジストSを制してから約3か月の休養明けとなりましが、やはりスタートしてから少し折り合いを欠く面が見られました。岩田騎手が押さえながら三番手に収まると馬も落ち着き始め、気分良くレースをしていた印象を受けました。ハナにこだわらずに先行できたことは最後の粘りにつながったと思います。
馬場状態もこの馬にとっては苦にしないコンディションとなり後方一気の有力馬に交わされることなく押し切れたと思います。
今回このような競馬をしたことにより、ハナを切らなくても道中の折り合いさえしっかりとつけばG2クラスのレースでも十分勝負できると思います。稍重や重馬場を苦にしない点も評価したいと思います。
これからどのレースに向かっていくのか注目したいと思います。


2着 ガロアクリーク

この馬は3歳時にはクラシックレース全てに参戦し、皐月賞では3着に入るなど早くからその能力を出してきた馬です。しかし、4歳からは伸び悩み、中山記念で掲示板内に入ったのが最高成績でした。
今回テン乗りとなった石橋騎手がリズムと走らせるコースを上手くエスコートし2着入線という結果はこの馬にとって明るい話題となったことでしょう。
ゲート再審査明けのレースでしたが、もう少しで重賞制覇というところでしたが、勝った馬の粘りに屈した結果となりました。
引き続き石橋騎手起用ならば配当妙味含め狙っていきたいところではあります。

3着 ダーリンホンホール

この馬も早くから結果を出してきた馬ですが、古馬になって以降なかなか結果を出せずにいた馬だと思います。前走のダービー卿CTでは馬券内に入りましたが突き抜けられる印象が持てない馬です。
テン乗りでルメール騎手が騎乗しましたが、馬場の影響か、最後の直線は弾けることができず、他馬と同じような脚色となったようで、前目で競馬したことでなんとか馬券内に入ったレースに見えました。底が見えたかんじがしましたので、G2やG1といったレースになると厳しい印象です。


今回のレースはやや前にいた馬に展開と馬場が向いたレースだったのではないでしょうか。後方勢は最後頑張りましたが、届かなかったわけですから。


予想結果


今回も私の本命馬が見事に1着となりました。
2着のガロアクリークは拾えませんでしたが、絞った予想で1着と3着は予想できたことはよかったと思います。
単勝7.3倍で複勝も2.3倍ワイドも4.8倍つくなら御の字ではないでしょうか?
300円で記事を購入したとしても十分にペイできたでしょう。


最後に

今週も2重賞ありますが、ダートはあまり得意ではないので、阪神競馬場で行われるマーメイドSの予想記事を出そうかと思っております。
もちろんユニコーンSも書いて欲しいと要望がありましたらその時は必死に予想させていただきます。

以上、ご購読ありがとうございました。

引き続きどうかご自愛ください。

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