理想とするドローン協会!
こんにちは!
最近、テレビやYouTubeなどでドローンの空撮映像を見る機会が増えてきましたね。
みなさんもドローンを購入するとき、どのメーカーにするか、どの機種にするのか迷いませんか?YouTubeを参考にしたり誰かに尋ねたりすることが多いと思います。
ドローンメーカー、家電量販店やAmazonなどECサイトで購入される方も多いのではないでしょうか。
模型航空機やトイドローンを含めた個人所有のドローンは15万台という記事もあります。
ドローンを購入された方が次に悩むのは飛行場所です。
みなさんがドローンを飛行させたいと思われるときはどのようなシチュエーションでしょうか。
どこで飛ばそう?🙄
最初はおそるおそる家の中や敷地内、近くの空き地などで飛行させることもあると思います。
何回か飛行させて慣れてきたら少し広いところで飛行させたくなります。
住んでいる環境に恵まれている人は河川敷や山、海岸などで飛行できるケースもあります。
都内はほとんどが人口密集地区(DID地区)&公園でのドローン飛行も条例によって禁止されているためドローンを飛行させる場所が見つかりません。😭
ドローンを衝動買いしたけど 「飛行するところがない」 とあきらめてクローゼットや押し入れの奥に仕舞い込んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。😁
弘法も筆の誤り
私の知り合いでドローンの民間資格を持っている方が河川敷で飛行させていると警察官に職質されました。
ご近所の方から河川敷でドローンを飛行させている人がいると通報されたそうです。
飛行許可を得ていることを説明し事無きを得たそうですが、地域住民の方には不愉快に思われる方もいらっしゃるのも事実ですね。
理想とするドローン協会
さて、私がイメージしているドローン協会は「個人が持続的に楽しくドローン飛行できる安全安心な環境を整える協会」
言葉だけだとわかりづらいので参考になる協会を探していたら、 JLPGA 日本女子プロゴルフ協会にたどり着きました。 こちらの目的と事業内容をご紹介させていただきます。
JLPGAを参考にさせていただき理想とするドローン協会の目的と事業内容を考えてみました!
「飛行中の機体情報(認定ビーコン)取得」とは?
もし自分の私有地上空をドローンが飛行していたらどのように感じられるでしょうか? 不安から通報するかもしれませんね。
ドローンパイロットは性善説に立っていますがドローンの操作性や機能性を考えると悪意のある者、悪意のある飛行を抑止する仕組みが必要です。
各空港ではドローン侵入検知システムを導入し監視していますが、
庶民に侵入検知システムは無理なので、、、。
第三者を「ドローン飛行に関係するステークホルダー」と仮定します。
・ドローンパイロット
・私有地(土地所有者)
・地域住民
・ドローンメーカー
・ドローン協会
・国土交通省、農林水産省、警察庁など関係省庁
・都道府県、市区町村
・観光地、神社仏閣、鉄道、航空関係者など
ステークホルダーへは何らかの利益提供が必要です。
ステークホルダーに不安や脅威を与えないためにドローン機体情報(利益)を必要に応じて取得できる仕組みです。
ビーコンにドローンパイロットの個人情報は登録しません。これはドローン機体情報から間接的にドローンパイロットの素性を明らかにできるという意味です。これは登録義務化に関係しています。
ドローン用ビーコンはドローンメーカーなどからも販売されています。
ドローン本体に取り付けたビーコン信号を携帯アプリとBluetooth機能を使って情報が取得できるもので検知範囲は数百メートルです。
GPS(全地球測位システム)付きのドローンは飛行中に緯度・経度・高度などが記録されドローン本体などに情報は残りますが、GPSが無いドローンもあります。たとえGPSが付いていたとしても第三者からはそれらの情報を取得ができません。
飛行中のドローン情報を監視する装置やリアルタイムで表示できるソフトウェア開発なども進んでいますがドローンのバッテリーが無くなるとロストしてしまいます。
ビーコンでのドローン管理はドローン本体と関係なくロスト時の機体捜索にも活かすことも期待できます。
2022年に200g以上ドローン所有者の登録義務化。
この法改正により国土交通省は2022年初めまでに登録制度を導入することになり、ドローン所有者は登録時に取得した登録記号をドローン飛行時に表示することが義務付けられることとなりました。 登録制度の対象となるのは重量が200g以上のドローン所有者で、国土交通省でオンライン申請し、登録を行います。申請する際に、ドローンの種類、型式、製造者、製造番号、登録年月日、所有者氏名及び住所、使用者氏名及び住所を登録することとなっています。
登録が完了すると登録記号が通知され、ドローン飛行時にその登録記号をシールなどで機体に表示させる必要があります。
200g以上の無人航空機は規制が厳しくなっています。
利活用が進む一方で、航空法違反事案や事故が頻発。所有者が分からず原因究明や安全確保のための措置を講じさせることができない場合があることが課題とあります。
200g以上のドローンに限ったことではありませんね。 理想とするドローン協会はこの登録制度を含め対応可能な仕組みが必要となります。
ステークホルダーに不安や脅威を与えず安心していただく。 「個人が持続的に楽しくドローン飛行できる安全安心な環境を整える協会」
賛否はあると思いますが、私は国が規制を強化することを望みません。 ドローンユーザーが自ずからルールを策定し、ステークホルダーから監視されることも意識することでパイロットの美徳につながり正しいドローン飛行ができるのではないでしょうか。
少し気になっていること
話は変わりますが、YouTubeに「ドローンはどこまで飛行できるか!どこまで電波が届くのか!」などチャレンジングな動画をアップされている方もいらっしゃいます。
たぶん再生回数を伸ばすために行われているのでしょうね。😓
そのような方を批評したりする方もいらっしゃいますが、、、。 私はドローン全体の将来性を考え正しい方向に導く努力をして欲しいと思いました。
一個人が危険を冒してチャレンジするのはドローンを飛行させる本来の目的からは逸脱しています。
第三者として見た場合、ドローンパイロットは全員がそのような危険を冒す人達なのかと思われかねません。厳しい言い方をすると自己満足です。
自動車で例えるなら「この車の最高速度は何キロまで出せるの?」と危険な行為を行っているようなものだと思います。
それとは逆に批評される方には単に批評するだけではなく前向きな提案もされたほうが良いと思います。
チャレンジ手法は間違っています!でも事故を減らす意味で私はドローンの安全性を高めるためなら性能限界を知ることは必要だと思います。
もし性能限界を調査するならJAF(日本自動車連盟)をお手本にするべきだと思います。
JAFはロードサービスのほかに自動車の実験・検証なども行っています。
普段はあまり気にしていませんが、炎天下での車内温度はどのように変化するのかや、雪道のタイヤチェーンなど運転者にとって有意義な情報がたくさんあります。
そうです!JAF機能も兼ね備えたドローン協会を設立するべきだと思っています。🙂
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回に続きます。
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