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【学生向け】汎用的なものは駄目!志望理由のコツ

2024年も間もなく10月に入り、今年も採用シーズンがほぼ終わりに近づいてきました。会社によっては、二次募集が始まっているところもあるかもしれませんね。
今回は、私が感じている「志望動機」について、ざっくばらんにお話ししていきたいと思います。

私もこれまで約5年間、書類選考を経験してきました。
以前のnoteでも書きましたが、撮影は技術職なので、志望動機よりもポートフォリオが重視されることが多いです。
ただ、だからといって志望動機をおろそかにしていいわけではありません。今回は、よくありがちな問題とその改善方法について触れていきます。


汎用的な志望理由はNG!
役職の志望理由と会社の志望理由は別物

志望動機の欄には、「なぜこの役職を目指すのか」という理由が書かれていることがほとんどです。それ自体は当たり前ですが、「なぜこの会社を選んだのか?」という理由が抜け落ちているケースが結構多いです。
つまり、どの会社にも当てはまる汎用的な志望理由になってしまっているのです。

会社は役職ごとに募集をかけているため、その役職を志望していることは、書類を応募した時点で理解しています。
だからこそ、「なぜうちの会社に応募してきたのか?」という点が求められるわけです。

技術職でも志望理由は軽視しちゃダメ

確かに技術職なので、ポートフォリオが重視されるのは間違いありません。でも、全く同じレベルの応募者が何人もいたらどうでしょう?そのとき、志望理由が決め手になることも十分に考えられます。
例えば志望理由の内容次第では「この子はウチじゃ無くてもいいんだな」と判断されかねません。
だからこそ、志望理由も丁寧に書くことが大切です。

履歴書に志望理由欄がそもそもない

学校指定の履歴書だと、自己PR欄はあっても志望理由を書く欄がないことがあります。これは最悪なパターンです。なぜその役職を目指しているのかも、なぜその会社を選んだのかも伝わらない状態です。
そんなときは、自己PR欄に志望動機を書きましょう。可能なら、学校指定じゃない別の履歴書を使うのも手です。


解決策:その会社の作品を具体例として挙げる

では、志望動機に何を書けばいいのか?その答えはシンプルです。
志望する会社の作品を具体例に挙げる」。これが一番効果的です。
え、そんなことでいいの?と思うかもしれませんが、人って単純なもので、自分が関わった作品に触れられるとやっぱり嬉しいんですよ。しかも、それに感銘を受けたと書かれていたら、なおさらです。

以下の点を考慮して志望動機を作成すると、企業に良い印象を与えやすくなります。

具体的な作品名を挙げる

志望する会社が手がけた作品の名前を挙げ、その作品にどう感銘を受けたか、どのシーンが特に印象的だったかを書きましょう。
具体的な作品名を挙げることで、相手に熱意が伝わりやすくなります。

作品が与えたインスピレーションを語る

その作品が自分にどう影響を与えたか、どんなインスピレーションを受けたかを書いてみましょう。
たとえば、「この作品の映像美に心を打たれ、自分もこんな作品を作りたいと強く思いました」というように、自分の成長や将来のビジョンと絡めるといいですね。
可能なら、その作品に触れたときのエピソードも交えると、よりリアルに伝わります。

作品をどのように分析し、どう活かしたいか

その作品をどのように分析し、今後の仕事にどう活かしたいかを説明するのも効果的です。
たとえば、「貴社の作品で見られる○○の技術を、自分も身につけて現場で活躍したい」といった具体的なプランを書くと、入社後のビジョンが伝わりやすくなります。

こうして具体的な作品を挙げることで、企業に「この応募者は本当にうちのことを理解している」と思ってもらえれば、良い印象を与えられます。


まとめ

汎用的な志望理由は避ける

どこでも通用するような志望理由は、熱意や真剣さが伝わりにくく、他の応募者との差別化が難しくなります。会社ごとに異なる志望理由を用意し、「なぜこの会社なのか」を明確にしましょう。

具体的な作品を挙げて、アピールする

志望する会社の作品を具体的に挙げ、その作品が自分に与えた影響や、自分の将来のビジョンにどう繋がっているのかを語りましょう。作品名や具体的なシーン、エピソードを交えることで、企業に真剣さが伝わります。

その作品を元に、将来のビジョンを示す

「貴社で学びたい」「貴社で挑戦したい」という熱意を、明確なビジョンとして伝えることも重要です。志望する会社でどんなスキルを磨き、どんな作品を作りたいのかを具体的に示しましょう。

自己PR欄を上手に活用する

志望理由欄がない場合は、自己PR欄に志望動機を書きましょう。自己PRと志望理由をリンクさせ、応募先企業にどんな貢献ができるかを示すと効果的です。

以上のポイントを押さえるだけで、企業に対する姿勢や熱意が格段に伝わりやすくなります。しっかりとした志望理由を準備して、書類選考をクリアしましょう!


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