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ライオンズファンになる序章

2021年、ある選手が私の地元の仙台でファンに温かい歓声を浴びていた。
その名は


栗山巧

私と同い歳の当時38歳。
セリーグファンだった私はなんとなくその存在を知ってたくらいの選手だった。
同い歳の選手が2000本。
そして、記録達成を暖かく見つめるファン。

カッコいい

何か栗山選手のオーラに惹かれるものがあった。
同い歳で2000本安打すごいな。
そして、気になり始めた。


西武ライオンズを見にいく

調べてみたらシーズン終盤の秋だったけど、まだ仙台で対楽天イーグルスの試合があるようだった。

思えば私が初めてプロ野球観戦したのが、今の楽天モバイルパーク宮城に改修される前の楽天イーグルスが来る前の県営宮城球場。
当時はロッテオリオンズが地方開催として宮城球場で主催ゲームをやることがあり、対戦相手が黄金時代の西武ライオンズ。
秋山、清原、デストラーデのAKD砲。
その脇を固めてる、辻、平野、石毛。
自分が幼かったはずなのに、選手の名前を一瞬で覚えた。
上下青のビジターユニフォーム、そして西武ライオンズ応援団の声援が凄かった記憶にある。
小学生時代はパリーグの中では西武が好きだったと思う。
でもあまりパリーグがテレビ中継はやらない、そして黄金時代の終焉と共に西武から自分が自然に離れていったと思う。


そんな遠い記憶を思いだしつつ話を2021年に戻します。
とりあえず今の西武ライオンズを見に行こう。

その2021年の記憶が曖昧で、その試合のスタメンを見たら栗山選手は出場しなかったみたい。
記憶に残っているのが
今井投手が先発だったこと。
作新学院で甲子園優勝投手だったことはなんとなく知ってたけど、プロの実績はよくわかってなかった。
初めて見る今井投手は、すごいスピードボールを投げいた。
しかし、投げ終わった後に腕の振りを気にして自分の投球に納得がいっていないようだった。
何か今井投手が気になる存在になった。

あと、なんとなく名前を知ってる選手は金子選手と外崎選手が出場していた。
顔と名前は一致してないくらい知らなかった。

こんな感じで栗山選手も見れず観戦が終わった。
楽天と西武が消化試合だったこともあり、お客さんも少なく盛り上がりに欠けた試合だった。
仙台なので、楽天ファンがほとんどで周りの席に西武ファンがいなかったのもあった。
たぶん、もう西武ライオンズの試合を見ることないかもな。
そう思っていた翌年の2022年から、西武ライオンズにハマって行くことになる。

つづく




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