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約4.7億円の資金調達が完了しました

ケップルの神先です。

事業会社およびVC向け投資管理ツール「FUNDBOARD」、スタートアップ向け株主総会電子化ツール「株主総会クラウド」等を運営しております、株式会社ケップルですが、この度4.7億円の増資を行いました。

今回ご縁があって増資に応じて下さった投資家の皆様、いつもお世話になっているお客様、そして毎日頑張ってくれているケップルのみんな、ありがとうございます。

ここで今回の資金調達の概要と、これまでの事業進捗、今後の事業構想などについて、簡単にまとめておきたいと思いますので、興味のある方はぜひ空いている時間にでも、ご一読いただけますと嬉しいです。

※本編の前に、軽くケップルの各サービスをご紹介させてください。

投資家向け未上場株式管理ツール「FUNDBOARD」

FuBロゴ

凸版印刷さんなど、国内50社以上の投資家に使われている、スタートアップ投資の投資管理ツールです。オープンイノベーションに積極的な事業会社の皆様によく使われております
ケップル独自のスタートアップのデータベースを構築していて、ソーシングでデータベースを活用しながら、気になる案件があったらそのまま案件管理をすることができます。
国内唯一の投資家向けスタートアップデータベース×案件管理ツールです。

スタートアップ向け株主総会電子化ツール
「株主総会クラウド」

紙で印刷・製本し発送していた株主総会の招集通知と委任状のやり取りがオンラインで全て完結します。またこれまでエクセルで作成してた株主名簿や新株予約権原簿をオンライン上で簡単に作成・共有することができます。

2020年8月にリリースし、コロナを追い風に順調に利用社数も増えております(月額は無料です!)。

いまだに紙やメールで株主総会の招集通知と委任状のやり取りされている方は是非ご検討ください。

無駄な紙と印鑑はこの世からなくしましょう。環境と時間を大切に。

ベンチャーキャピタルのバックオフィス支援

ベンチャーキャピタル向けにミドルバックの支援を行っております。FUNDBOARDの提供をさせていただいているユーザーの皆様から、「ファンド決算はできないの?」と聞かれることがあまりにも多く、2021年に入ってから本格的にチームを立ち上げてサービス提供を始めております。

ファンド決算を受託している先については、弊社がFUNDBOARDを使って効率化を図りながら業務を行っておりますので、品質を保ちながら他社と比較すると良心的な価格でご提供できていると自負しております。

もしベンチャーキャピタルを立ち上げようとしている方や現状何かお困りの方などいらっしゃれば、いつでもご連絡ください!

アフリカ特化のベンチャーキャピタル 

ケニアを中心に東アフリカ、ナイジェリアを中心に西アフリカ&北アフリカで、累計11か国、90社超のアフリカのスタートアップに投資しています。

社会問題の多いアフリカ、人口が伸び続けるアフリカ。スタートアップにはチャンスしかありません。ポートフォリオはすべて公開してますので、下記からぜひご覧ください。

今回の増資の概要

では本編です。今回、約4.7億円の増資を行いました。

株式会社ケップルの資金調達は、2018年の日本経済新聞社および野村総合研究所などから約3.5億円増資して以来、およそ2年半ぶりです。
今回、新しく増資を引き受けてくださった投資家は下記の通りです。

新規株主
SuMi TRUSTイノベーションファンド(三井住友信託銀行CVC)
SBIインベストメント
SMBCベンチャーキャピタル
ストライク
辻本郷ビジネスコンサルティング
総額:約4.7億円

前回ラウンドは日経がリードでしたが、今回のラウンドはSuMi TRUSTイノベーションファンドがリードとなりました。

これまではエンジェルや事業会社を中心に資本政策を組んできましたが、今回初めてベンチャーキャピタルからの資金を引き受けたことになります。

しっかりお返しできるように頑張ります。

前回ラウンドからの進捗①
FUNDBOARD

前回増資をした頃は、まだFUNDBOARDもリリースしたてで、当時社員は7名、開発チームはほぼ業務委託の外部メンバーという状況。

当時は開発開始してまだ半年、実務で使える機能はまだまだ少ないという状況で、とにかく次はこれを作ります、すぐに改善します、と必死になって未来のビジョンを語りながらユーザーと向き合っているような状況でした。

それから2年経ち、チームは現在30名近くなりました。開発の内製化も進み、カスタマーサクセスチームも立ち上がり、FUNDBOARDも機能が充実し、現在は、スタートアップ投資を通じてオープンイノベーションを進めていきたい大企業やCVCを中心に非常にアクティブに使って頂いております。

大変ありがたいことに、昨今のDX、オープンイノベーションの盛り上がりとともに、導入は順調に進んでいる状況です。

前回ラウンドからの進捗② 
スタートアップデータベースの立ち上げ

2018年に資本提携を行った日経とは、スタートアップのデータベースの構築を進めてまいりました。資本提携したタイミングでは全くデータがない状況から、ケップルでデータベースチームを新たに立ち上げ、この2年かけてスタートアップ現在約7,500社のデータの構築を行いました。まだまだ収集中ですが、主要なスタートアップの情報は網羅することができています。

現在は、日経テレコンで「ケップルスタートアップ企業情報」という名前でデータ販売中ですが、日経のネクストユニコーンの記事をはじめとする、各種スタートアップの取材記事などでご利用いただいております。

また、FUNDBOARD上でもスタートアップのデータベースを参照することができるようになっています。気になった企業を案件登録すると、その企業の事業概要などが自動で案件に情報登録されるようになっています。

ユーザーベースさんのInitial、for StartupsさんのStartupDBとの違いは、データベースで気になる企業があったらCRMとして案件管理することができる点です。

もしスタートアップデータベースを探している、合わせて案件管理もしていきたい、そんなニーズをお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

今後、ケップルとしてはこのデータべースを活かし、更なる事業展開を考えていきたいと思います。

前回ラウンドからの進捗③
株主総会クラウドのリリース

2020年8月にスタートアップ企業向けに、株主総会クラウドをリリースしました。

株主総会クラウドは、紙で印刷・製本し発送していた株主総会の招集通知と委任状のやり取りがオンラインで全て完結します。またこれまでエクセルで作成してた株主名簿や新株予約権原簿をオンライン上で簡単に作成・共有することができます。

コロナを追い風に順調に利用社数も増えております(月額は無料です!)、株主総会シーズンだった6月は過去最高売上を更新しました。

今回、SuMi TRUSTイノベーションファンドと資本提携させていただいたので、三井住友信託銀行のコンテンツの提供や、三井住友信託銀行の契約先への提供など、進めていく予定です。

三井住友信託銀行のバックアップを受けており、IPO準備企業での導入も増えておりますので、是非安心してお使いください。

前回ラウンドからの進捗④
プロフェッショナルサービスの立ち上げ

上述の通り、ベンチャーキャピタル向けにミドルバックの支援を開始しました。ファンド決算を受託している先については、弊社がFUNDBOARDを使って効率化を図りながら業務を行っておりますので、品質を保ちながら他社と比較すると良心的な価格でご提供できていると自負しております。

また、事業会社向けにスタートアップの株価算定サービスを開始いたしました。

こちらが大変好評で、スタートアップのバリュエーションは従来のDCF法などをベースとしながらも、「相場はどのくらいなのだろう?」という問いに対して、弊社が独自に構築してきたスタートアップデータべースを使って、類似企業の過去取引事例の情報提供を行っております。

この類似企業のバリュエーションデータは他社のコンサルティング会社では提供できない情報になるので、大変喜ばれております。

スタートアップへの投資や買収を検討されている事業会社の方は、ぜひケップルの株価算定サービスをご体感いただけると嬉しいです。

ご興味がある方はぜひ下記からお問い合わせ下さい。

その他、事業会社向けにスタートアップのご紹介など、広くコンサルティングサービスも行っております。オープンイノベーションを進めていきたい事業会社の皆様、ぜひお気軽にお問い合わせください!

今後の事業展開について

国内においては事業会社やベンチャーキャピタル、スタートアップの皆様に喜んでいただけるよう、SaaS×プロフェッショナルサービスの両輪で引き続き事業を展開していきたいと思います。

そしてこれからも新規の仕掛けは続けていきます。

まだ詳細の発表はできませんが、ミッション「Create New Industries - 世界に新たな産業を」を実現するため、ビジョン「イノベーションを促進するグローバルプラットフォームとなる」べく、しっかり前進して参りたいと思います!

まだまだスタートアップと投資家向けのご支援、頑張っていきます!

絶賛採用中!エンジニア、デザイナー、PM募集!

全方位採用中です!特に、エンジニア、デザイナー、PM、カスタマーサクセスの方、ぜひ!

ご一読いただき、ありがとうございました!!