各年代における仕事に対する向き合い方
私は現在39歳で、今年で40歳になります。
19歳の頃から社会に出ていろんなお仕事を経験してきた中で、今になって思うこと、感じることがあったので、書き記していきます。
実はこの話に触れる前に、前段として私の過去の経歴を記そうと思っていたのですが、書いてる途中で思いの外長くなってしまったので、全カットして要点だけまとめることにしました。笑
とにかく技術を磨きまくった20代
20代はウェブデザイナーとして走りきった10年だったとも言えます。
当時は今のようにWeb上で見聞を広められるような情報も少なかった時代だったので、参考書片手にわからないなりにひたすら制作という数をこなしていた日々でした。
この時期は今でいうブラック的な働き方だったなと自分でも思いますが、まだ当時はそこまでの重責を担うようなポジションでもなく、デザイナーとして充実した日々を過ごしていました。
その結果、自身のスキルを磨くのに最も適した環境・時期だったとも言えます。
能力を見極める30代
30歳になったと同時に、それまでお世話になった会社を辞め、フリーランスとして活動することになりました。
しかし、決して充実したフリーランスライフを送っていたわけではなく、特に30代前半は、行きあたりばったり、見切り発車な勘違いフリーランサーとして奔走していました。
とにかくその場しのぎな30代前半でしたが、その後、友人との起業、サブスク的報酬システムの導入、東京ベンチャーへのジョインなど、会社員時代ではなかなか味わえない濃い経験をさせていただいたのも30代の大きな特徴でした。
そして同時に30代こそ、技術面ではない、ビジネスパーソンとしての能力が問われる年代でもありました。
特に「お金を稼ぐ」ということに真剣に向き合いだしたのも30代後半に入ってからだと痛感しています。
30代は、今後の自身のビジネスパーソンとしての土台をつくるために重要な期間でした。
戦略に基づく40代
厳密にはまだ40代には差し掛かっていませんが、20代、30代の経験を経て感じることとして、40代はより戦略を立てた上での行動が求められると考えています。
これまでと違い、支えるべき家族もいて、体力的にも昔ほどの勢いもなく、その上で法人として改めて起業をし、ある意味で最小の動きで最大のパフォーマンスが求められるのがまさにこの時期だなと感じています。
40代だからそうあるべき、ということでは決してなく、20代、30代の歩みの上での40代は、そのように細やかな立ち振る舞いをしていくべきという、自分なりの解釈に基づいた見解です。
そういう意味では30代最後の年にして、ブランディングの事業に舵を切ったことは決して間違いではなかったなと改めて感じます。より戦略的に、よりビジョナリーに、自分の想い描く理想を、最小の動きで最短で到達することができると。
50代は...
正直、まだ想像もできていませんが、ある程度子どもたちも手離れして、40代以上に洗練されてきている年代だとすると、本当の意味でより自分の好きなことに注力できる歳なんだろうなと勝手に考えています。
まずは、目の前の40代をどう走るかを描いて、ひと段落したら50代について考えていきたいと思います。