数学の知識は必要！？

私は文系派だ。理数系は大の苦手分野。

特に数学なんて将来何の役にも立たない。本気でそう思っていた。
足し算・引き算・掛け算・割り算は人並みにできる。
小さい頃からやっていた「そろばん」が役立っている。

でも、それ以外の数学。
因数分解。円周率。最小公倍数。一時方程式。三平方の定理とか。
実生活のどういう時に役立つ時が来るのだ。。。
疑問でしかなかった。

40年近く生きてきたが、数学を「知っていてよかった」
そう思う事なんて皆無。

だけども、ついに使う時がやってきた。

「第二種電気工事士」の資格勉強

職業がらもっと知識を身に付けたくて、昨年末から始めた資格勉強。
ちまたでは簡単な部類の国家資格とあって、余裕をかましていたのだが。。。

バリバリ理数系の内容ばかり。

ある程度の数学の知識がないと、計算問題なんて解けない・・・。

合格する事だけが目的なのであれば、そこまで知識は必要ないのかもしれないが
しっかりと内容まで理解しようとすると、立ちはだかるのが数学の知識だ。

円周率とか因数分解とか平方根とか、全く覚えてなかった。
やりながら、少しずつ思い出していくしかないのだ。

試験は5月頃。４ヶ月近くもある。
ネットで見ていると１ヶ月でも余裕で合格している方も多い。

まぁ過去問から出題傾向をみて、暗記するって戦法なんだろうけど。

私は仕事での知識補填が目的なので、合格するってのはあくまで副産物。
命題は第二種電気工事士に必要な知識・スキルを身に付ける事。

それにしても、この歳になって数学の勉強を強いられるとは
夢にも思っていなかった。

そう考えると、何事も無駄な事なんてないんだろうな。

色んな事を経験したり学ぶ事は人生において重要な事。
もしかしたら役に立たない事も中にはあるかもしれない。

でも、その中にはいつかきっと役立つ事もあるはずだ。

人生は一度きり、色んな経験をして色んな事を学ぼう。
それが自分の人生に伏線を張り巡らす事になる。
そして、それらはいつかきっと偶然かのように、回収されるはず。

あぁ、もっと真剣に数学の勉強していれば良かったなｗ