俺の何を知っているんだ

「⚪︎⚪︎君って、まったく人に関心示さへんし、興味ないんやろーな。」

上司との面談時に言われた一言。

決めつけられるかのように言われたので、何も反論できず。でも、心の中では無性に腹が立っていた。

それは自分の中で大事にしている事だったから。だからゆえに、自分の生き方を否定されている気持ちにもなった。

実際、上司の前では必要以上に周りとコミュニケーションを取らないようにしている。

それは、私が色んな人とコミュニケーションを取っていると、何故か上司が不機嫌になるからだ。

だから、そんな面倒くさくならないように、極力上司の前では人と関わらないようになった。

まあ、事実なのだから上司が私の事を「人に興味ない」と思うのも当然かな。

本当の自分は色んな人とコミュニケーションを取りたい欲求が非常に強い。

人生において、「人と繋がって、心が動いて、心が躍って、そして人生が豊かになる」という事を大事にしている。

だからこそ、上司の発言は私自身の人生観を根底から覆されたように感じたし、何より決めつけられた事が腹正しかった。

普段、そんなに感情を表に出す事はないのだが、この時ばかりは我慢ならなかった。

でも、気付いたのは、人から言われて「イラッ」とする事は、自分が大事にしている事なんだという事。

私は「人との繋がり」を大事にしている。
そこを再認識する事ができた。

でも、行動と真逆の事をしていたのも事実。
今一度、自分を振り返るきっかけをくれた上司にも不本意ながら、感謝はしたいと思う。

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