「すみません」という言葉
便利なようで、使い方の難しい言葉
それが「すみません」
よく使うのは「すいません」
「すいません」は「すみません」を言いやすく変換した言葉のようで、どちらも意味は変わらない。
私はこの「すいません」を日常的に使ってしまうタイプ。人に話しかける時や、失敗した時や、感謝する時など、事あるごとに使ってしまう都合のいい言葉でもある。
「すいません」の本当の意味って
簡単に言えば、物事が済んでいなくて、心がスッキリしてしないって事。
だから、「謝らないと自分の気持ちがおさまらない」その気持ちを伝える為の言葉が「すいません」。
どちらかというと、直接的な謝罪というよりかは、間接的な謝罪と言えるだろうか。
私は謝罪の意味でも使うが、感謝した時にもよく使ってしまっている。
なにかしてもらったら、「すいません」
相手の好意にも関わらず、なぜか申し訳ない気持ちが混ざってしまう。
「すいません」という言葉には大きく分けて、感謝と謝罪の意味合いが含まれているのだ。
ただ、それなら「ありがとう」「申し訳ない」という言葉も存在する。
切り分けはどこに存在するのか。
ネットで調べていると、「すいません」は『謝罪や感謝の気持ちに、恐縮の気持ちをプラスしたもの』と書いてあった。
🔸感謝のすいません
相手に何かしてもらった時に感謝の気持ちとともに、負担をかけてしまって恐れ多いという気持ち。
🔸謝罪のすいません
「自分などが相手に負担をかけたままで申し訳ない」という気持ち。
これを見て感じたのは、「すいません」 という言葉を使うのは、相手の顔色は伺うって事と同じかもしれないって事。
実際、私は相手の顔色を気にするタイプで、相手の一つひとつの言動が気になる。
だからこそ、「すいません」という恐縮の意味合いがプラスされた言葉を、知らぬうちに使っていたのかもしれない。
改めて「すいません」を考えると、中途半端な言葉だなって思えてきた。
「ありがとうございます」
「申し訳ありません」
この2つの言葉を伝えた方が、何かスッキリするような感じもするな。
「すいません」は封印しよう!