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必ずある罪悪感

1人の女性がキョロキョロしている。
そして、しゃがみ何かを地面においたような素振りをして、何事もなかったのようにそのまま歩き去っていった。

気になりその場を見に行くと、そこには溝があった。

想像するに何かゴミを捨てたのだろう。
おそらくタバコを。

道にポイ捨てしたわけではない。
溝の中に隠したのだ。

正直気持ちは理解できる。
周りにゴミ箱がなくていち早く手元にあるタバコを処理したかったのだろう。

だけども道にポイ捨てするのは「いけない事」というのも分かっている。なら溝の中に「隠してしまおう」という心理が働いたのだと推測できる。

恥ずかしながら、わたしも同じような経験がある。やってはいけない。と分かっていても「周りに気付かれなければいいか」そんな気持ちで罪悪は持ちながらもついやってしまう。

でも、いざ人がやっているのを目の当たりにすると、改めて「いけない事」だと気付かされる。見ていて滑稽なのだ。

「人の振り見て我が振り直せ」

まさにその通りだ。

自分だけでは中々気付けない事も多い。

改めてポイ捨ては「いけない」という事が理解できた出来事だった。

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