おやじが語るディズニーシーの魅力②


これは、独断と偏見で書いてます。温かい気持ちで読んでいただけると幸いです。

①の続きです。過去記事はこちら☟

さあ、新たな冒険に出かけよう!

今回の冒険は…

☆アメリカンウォーターフロント

20世紀初頭のアメリカ合衆国の街並みや港、田舎町などを再現したテーマポートで、その再現性は素晴らしいです。
さらに素晴らしいのが、その作り込度合い。そこにあるのは本物の街、建物なんです。

例えばドアノブ。普通ドアにはドアノブがあるのですが、多くのテーマパークでは実際に使用しないドアは絵だったり、そもそもなかったり。
でも、ここは違います。すべてのドアノブが本物なんです。
普段使わないドアも、遠目にしか見えないドアも、ゲストが行くことのない2階のドアでさえも。
エレクトリックレールウェイに乗ると2階の部分がしっかり見えるのですが、ドアノブだけでなく丁寧に作りこんであります。まるで、そこには人が住んでいるかのようなリアリティ。

そう、このリアリティこそが、ゲストをその世界観に没頭させる最大のポイントだと思います。

このエリアの時代背景もすばらしく、みごとに表現されています。
繁華街であるブロードウェイ側は電気灯なのに対し、少し離れたエリアでは本物のガス灯が灯っていたり。さらには、武器庫があったりもします。
装飾に使われているカレンダーなんかも。

そして、このエリアを象徴するのが、やはり「S.Sコロンビア号」
見た目の迫力はもちろん、そのリアルさと、今にも出航しそうな息遣い。煙突からは煙がでてますからね。今か今かと処女航海への船出を待っているのでしょう。その豪華客船をけん引するタグボートまでしっかりと作りこんでありますよ。


この豪華客船、中にはレストランやバーもあり、ただのオブジェクトではないところが、また素晴らしいですね。
デッキからの眺めは最高ですよ。

☆ディズニーシーアカデミー

もう10年以上前の話ですが、ディズニーシーでは
「ディズニーシーアカデミー」
というガイドツアーがありました。
ガイドに案内されて5組10人ほどが、エントランスからアメリカンウォーターフロントエリアをキャスト目線で案内してもらい、最後にS.Sコロンビア号の前にあるドックサイドステージで行われるショー「セイル・アウェイ」に出演できるという素晴らしいツアーがありました。まあ、出演といってもステージでショーをやっている上の方の船のデッキを左右に走るという程度のものでしたが(笑)
ただ、これが素晴らしくよかった。もうなくなってしまったのでネタバレ的なことを書きますが、ツアーの最後、ショー出演に向けて衣装合わせをし、ショーのCDを流しながら流れの確認をしてくれます。
このとき、キャストのお兄さんがショーのセリフを全部覚えていたんです。ミッキーだけでなく、他のキャラクターも!
さらに、それぞれのキャラに合わせてものまねをしながら、説明してくれました。あれは今でもよく覚えています。
そして、あとは本番を待つばかりというタイミングでサプライズが


お兄さん「さあ、準備は完璧。あとは楽しんでいきましょう。」
    「そうだ、ここで皆さんとショーを盛り上げてくれる仲間が
     応援に来てくれましたよ~」

そういって登場したのは…

☆ミッキー&ミニー☆

さすがにこれには、ツアー参加者全員が「キャー!!」でしたね。
それも、ショーの衣装で登場ですからね。
10名程度のゲストのためだけに、ミキ・ミニがそろって登場。しかも写真を撮ったりハグしてもらったり。最高のひとときでした!
この特別感が、心をわしづかみにするんでしょうね~。
そのあとも実際にショーに出演し、普段とは違ったショーも楽しめ、本当に素晴らしいがガイドツアーだったと思います。

この特別感を演出しているのは、ミッキーたちはもちろんですが、案内してくれたキャストのお兄さんです。この方なしには、あの素晴らしい体験はできなかったことでしょう!
当時、まだ若かった自分は「ディズニーで働いて、こういうキャストになりたい」と本気で思ってました(笑)


ディズニーのキャストは今でもやってみたいと思う仕事です。
年齢的にもう厳しいでしょうけどね(笑)

次回はケープコッドとポートディスカバリーについて書きたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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