『ノロさん』について…(沖縄)
ハイサイ!なんくる社長の大城です!🌺
今回は、沖縄の「ノロさん」について記事を書きたいと思います!
県外の人からすると何それ!?って方が多いと思うので、
軽く説明すると、
沖縄のノロは女性の祭司で、
琉球神道の地域祭祀を取りしきる役割を持っています。
ノロはアニミズム的な考えに基づき、琉球の神々と交信し、
祭祀中には神を憑依させる存在です。
対照的に、ユタは一般人向けの霊的助言を行う市井のシャーマンです。
ノロの制度は15世紀の琉球王国時代に始まり、世襲制の「祝女殿地」という家系から出ています。
ノロは豊穣を願ったり災厄を払うなどの祭祀を行い、教典や戒律は持たず、直接的な神の教えも伝えません。
また、ノロは琉球王国の時代から王府に認められた格式高いシャーマンとされています。
ノロとユタの違い
・ノロ = 公的なシャーマン
・ユタ = 市井のシャーマン
ざっと説明するとこんな感じですが。。。
按司?祭祀?アニミズム?シャーマン?祝女殿地?
とまぁ、僕もよくわかんない言葉がズラリ…
すごく簡単にまとめると、
・ノロは、沖縄の女性祭司。
・地域の神様と話すことができる特別な役割を持つ。
・祭りなどの宗教的な行事を担当し、その家系は代々受け継がれる。
これでも理解難しいですよね。。。
僕自身も理解を深めてワンピースのアマゾンリリー的な例えを用いて、
みんなにわかりやすく共有できるようにしておきます!
今回「ノロさん」を記事にした理由としては、
昨夜僕のおじさんとステーキ88にご飯を食べていた時に、
『アンタのひぃおばぁは、玉城のノロさんだったってよ』
というコトを急に言われて、
なんだそれ?調べてみよ…
となってこのような記事を書いた次第でございます!
もうちょいリサーチしときますね!ありがとうございました!
本日参考にさせていただいた記事はコチラになります!
面白かったのでぜひ見てみてください!
※按司(あじ):各地域でのリーダー的な存在。中央政府から任命され、格地域の統治や行政を担当していました。これには、地域の法律や秩序の維持、税の徴収、さらには文化や伝統の保護といった役割も含まれる。按司は、琉球王国の政治システムの重要な一部を形成し、地域ごとの統治と中央政府との連携を担っていたのです。
※祭祀(さいし):宗教的な儀式や祭り。特定の神や霊を崇拝、祭り上げる行為。
※アニミズム:自然物や現象に霊魂や意識が宿るとする信仰。多くの古代宗教や民間信仰で見られる考え方。
※シャーマン:霊的な力を持つとされる人。霊界や神々との交流を行い、
治療や予言、祭祀を行う。
※祝女殿地(のろどぅんち):沖縄のノロが属する世襲制の家系。琉球王国時代に王府より任命された家系で、元々は地域の有力な王族の肉親で構成されていました。