部屋をパワースポットにするコツ
今日は、ザ・汚部屋に3年近く住んでいた大学生の僕が発見した、部屋をパワースポットにするコツをシェア。
さて、本題に入る前に、僕が昔どんな部屋に住んでいたかのお話をば。
「汚部屋男子の日常」
それは高校生の時から始まっていた。
思えば初めて自分だけの部屋を与えられたことに興奮していたのかもしれない。
「今から、俺はこの王国の王だ」
「ここにカエサルも思わず敬礼したくなるくらいの俺帝国を築こう」
と意気揚々と部屋の大改造に取り組んだのも、ほんの1週間ほど。
すぐに意欲は消え失せ、あらゆる所に参考書、学校の教科書、お菓子の袋、ティッシュなどなどが散乱する部屋になってしまった・・・。
私の聖域と呼べるものは、もはや部屋の中心に置かれたコタツとコタツの半径1センチのみ。
それ以外はどこを見回しても、ほこりがうずたかく積まれてしまっている。
思えば
「一気に部屋をキレイにしよう」
とハードルを世界陸上の走り高跳びの選手なみに高く設定してしまっていたことが原因だなぁと思う。
その傾向は大学まで続く・・・。
「大学を休学~部屋をパワースポットにするまで」
さて、私の大学生時代を語りつくそうと思えば、優に3日間講座くらいの分量になってしまうので、大いに割愛させて頂く。
現在は大学4年生に当たるのだが、休学を2年している。
このあたりの経緯も、いずれゆっくりお話出来るといいと思う。
さて休学して、なんと次は大学のある山口県から離れ、お隣の福岡まで引っ越してしまった。
現在の住居には2年目である。
(もうすぐ3年目)
そして、今住んでいる部屋の状態はというと・・・
驚くなかれ!!
観葉植物やお花も置かれ、常に床が髪の毛1つ落ちていないほどのキレイさである。
「パワースポットのコツ」
私がお部屋をパワースポットに出来たのは、ひとえにこのマインドセットにあると思う。
「まず、1箇所でいいから聖域を定めて、そこを日々徹底的にキレイに保っておく」
これである。
通常、掃除をしようと思うと、家全体をくまなくキレイにしてしまおうと思いがちだ。
だかここに大きすぎる落とし穴がある。
普段から掃除が習慣になっている人とは違って、汚部屋に住むことに一種の安心感すら覚えてしまっている人種にとっては(過去の私のように)、掃除といわれても何から手をつけたらいいかわからないのである。
そして、結果的に
「部屋全部を一気にキレイにするぜ!!うおおー!!」
とスーパーサイヤ人ばりの馬力を発揮しようとしてしまう。
しかしこれは、マラソンでいえばスタート直後のみトップを走り、後半はいわゆる運動オンチ系の仲間と、息を切らし、白目をむきつつお経を唱えながら走る、クラスに必ず数人はいるタイプと同じである。
焦らない。
まずは、1箇所でいいから、徹底的にキレイにする。
他が汚くても、とりあえず気にしない。
不思議なことに、1箇所を徹底的にキレイにしておくと、その空間一帯だけ周囲とは別の空間になるように感じる。
そして、それが本当に心地いいのだ。
いつしか
「こんな空間を家全体に広げたい」
と思えてくる。
そうなったら、思い切って、次の一角を定めるのだ。
そうして、また次の一角、一角・・・
と繰り返すことで、少しずつ家全体があたたかみに満ちた、優しい空間になってくる。
こうなればもうこちらのものだ。
キミの家全体がパワースポットになる日も近い。
とにかく今日伝えたいことはこれだけ。
「まず1箇所を聖域にしろ」
以上。
不思議なことに、これが出来ると、自然と家全体がパワースポットに変わっていくからね。
あなたの家がパワースポットになるように祈ってます。
かしこ。
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