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再びの大衆演劇!

昨日は1年ぶりに「大衆演劇」を観に行って参りました。

昨年と同じく島田市の蓬莱座での公演でしたが劇団が違いました。

今回はこちらの新川劇団。

↓昨年初めて観た劇団はこちらです。


昨年の劇団とはまったく雰囲気が異なり、違った面白さがありました。

技術的にかなり成熟した劇団だと感じました。

それもそのはず、この劇団なんと45周年だそうです!

主要なメンバーの技量はそうじて高く、特に初代座長・新川博之さんの演技は圧巻と言って良いほどでした。
普通に映画やドラマに出ている大御所となんら遜色ありません。
ぶっちゃけ「何でこんなとこにいるんだ!?」と思いました。

3時間半という長丁場の公演でしたが、最初から最後まで楽しく観劇させて頂きました😃


ところで、昨年初めて観劇させて頂いた時も思ったのですが、一体どうやって生計を立てているのでしょうか?

一回の公演の入場料が2000円前後でお客さんがだいたい10〜15人くらい。

タニマチさんがいるとしてもそんなに大幅に黒字になるとは思えません。

でもこの方達は日本全国津々浦々の温泉宿やホテルを渡り歩きながら、毎日演劇が出来ているのです。

これってとっても幸せなことでは?


ビジネスにおいてはよく

「知らないのは存在しないことと同じ」

と言われます。

だから皆んな必死になって広告やSNSを使って、自分の商品やサービスをアピールしています。

確かに商売をしていて売上を伸ばそうとすればそれは必然かも知れません。

でも本当にそうでしょうか?

それって誰かにそう思い込まされてるだけでは?

だって「大衆演劇」がいつどこでやってるか知ってる人が皆さんの周りにどれだけいますか?

私だって教えてもらわなければ知りませんでした。

多くの人にとって「大衆演劇」は自分の世界には存在してないのと同じかも知れません。

でもちゃんと成り立っている。(少なくとも今は)

逆に知ってる人だけが観に行ける、知ってる人だけが得をするものになっている。

絶対的な数は少ないがハマる人も確実にいるのです。
タニマチさんがいるくらいですから。

これは「大衆演劇」だけに言えることではありません。

SNSが発達した現代だからこそ、これからは
 

世界中のどこにもない、ここでしか買えない商品、ここでしか受けれないサービスの重要性や稀少性が増してくるのかも知れませんね。




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