BOOX Nova2を手に入れるまで
電子書籍リーダーのBOOX Nova2を購入したのですが、手に入れるまでがなかなか大変だったので、経緯を書きたいと思います。
なぜ電子書籍リーダーを購入したのか?
電子コミック(マンガ)が読みたかったからです。
それならタブレットでいいじゃないかという意見もありますが、職業病で目の負担を少しでも軽減したかったため、電子書籍リーダーにしました。
ちなみにiPad(9.7インチ液晶)とスマートフォン(5.6インチ有機EL)も持っていますが、目が痛くて長時間見るのは辛いです。
なぜBOOXにしたのか?
OSがAndroidだからです。
それなら安価なLikebookでいいじゃないかという意見もありますが、LikebookはAndroid 6.0の製品しかなく対応アプリが少ない(または寿命が短い)ことが想定されたため、BOOXにしました。
ちなみにKindle Paperwhiteも持っていますが、Kindleストアにしか対応しておらず、電子コミックのストアとして有名な、BookLive!やRenta等を利用することはできません。(Koboも同様に、楽天Koboストアにしか対応していません)
なぜNova2にしたのか?
電子コミックを読むのに適したサイズだったからです。
それならNote2でもいいじゃないかという意見もありますが、値段が2倍近くするため、Nova2にしました。
ちなみにBOOXの最新機種は以下の4種類です。(いずれも2020年発売でAndroid 9.0)
・Max3:13.3型。電子コミックを読むには大きすぎる。
・Note2:10.3型。電子コミックを読むのに適したサイズだが、価格が6~6.5万円程度。(青年コミックよりも大きく、ワイドコミックよりも小さいくらいのサイズ)
・Nova2:7.8型。電子コミックを読むのに適したサイズで、価格は3.5~4万円程度。(少年コミックと同じくらいのサイズ)
・Poke2:6型。電子コミックを読むには小さすぎる。
なぜ手に入れるのが大変だったのか?
値段に釣られて公式サイト(boox.com)で購入したからです。
・公式サイト:$322.99+送料($25.99)※約37,000円
・Amazon:39,800円(送料無料)
大変だったことその1. 購入手続きが難しい
⇒ 公式サイトは日本語なのですが、購入手続きは英語+PayPalで進める必要があります。また、途中で商品をどの国から出荷するか選ぶのですが、アメリカを選んだら送料が法外な値段になったため、一旦注文をキャンセルしてから中国を選択しなおしました。(BOOXは中国製で日本との距離を考えても中国からの送料が一番安くなるのは理解できるのですが、それなら最初から中国しか選べないようにして欲しかった)
大変だったことその2. 輸送ステータスが更新されない
⇒ 輸出は4PXという業者に依頼しているようなのですが、「Returning package to shipper」というメッセージが表示がされてから、1週間経ってもステータスが更新されなくなってしまいました。(注文からこのメッセージが表示されるまでに6日間経過しています)
大変だったことその3. 連絡先が見つからない
⇒ まずは注文確定メールに記載されているメールアドレスに連絡しましたが、返ってきたのはエラーメッセージでした。次に公式サイトに掲載されているメールアドレスにも連絡しましたが、こちらもエラーメッセージが返ってきました。他の連絡方法としてFacebookとInstagramも掲載されていましたが、いずれも連絡がつきませんでした。結局連絡が取れたのは、日本法人のTwitterと、公式サイトにログインしているユーザにのみ表示されるZendeskだけでした。
大変だったことその4. 連絡するまで再送されない
⇒ 日本法人経由だと時間がかかりそうだったので、Zendeskでやり取りを進めると、すぐにFedExで再送してくれました。これは私の想像ですが、連絡しなければ再送もされなかったんだろうなと思います。(ちなみにやり取りは英語です)
大変だったことその5. 結局安くはならない
⇒ 注文してから約20日で商品が届きました。注文時に最大30日と書かれていたためこれ自体は問題ありません。ただ、後日消費税と手数料の請求書が届きました。約2,000円。ということで合計39,000円。あれれ?
結論
公式サイトではなく、普通にAmazonかYahooで購入することをオススメします。値段は結局800円も変わりませんでした。
Nova2を使ってみての感想
色々とありましたが、買って正解でした。
電子コミックだけでなく、ブラウザやニュースリーダー、メモ帳代わりにも使っていますが、やはり目の負担が格段に少ないです。
バッテリーも軽く一週間は保ちます。
また、OSはAndroidですが電子書籍リーダーとして(組み込みOSのように)カスタマイズされているので、設定も非常に簡単です。
その反面、セキュリティの懸念はありますので、機密性の高い情報はあまり扱わない方がいいと思います。
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