Windows 10に導入できる仮想化ソフトウェアまとめ

概要

 個人的な検証用に仮想環境が必要になったので、どの仮想化ソフトウェアを利用するか決めるために調べた内容等をまとめた記事になります。

前提条件

・ノートPCに導入できること(いわゆるサーバの仮想化ではない)
・Windows 10に導入できること
・Linuxゲストをサポートしていること
・無料で利用できること
・スナップショット機能があること(検証のときにあると便利なので)

スタンダードな選択肢

 一般的には、Windows PCに導入するならVirtualBox(*1)かVMware(*2)の二択になると思います。(これ以外はほとんど聞いたことがありません)
 Macの場合はParallels(*3)という製品もよく目にします。

VirturalBox

 オラクルが開発しているPC向けの仮想化ソフトウェアです。
 個人であれば無料で利用することができ、スナップショット機能もあります。
 Licensing_FAQ – Oracle VM VirtualBox


  Extension Packを業務に利用する場合はライセンスの購入が必要になります。
 VirtualBox_PUEL – Oracle VM VirtualBox

VMware

 その名の通りVMwareが開発している仮想化ソフトウェアです。(現在はDell EMC傘下)
 たくさんの製品がありますが、無料で利用できるのはVMware Workstation Playerになります。(個人利用に限ります)
 スナップショット機能を利用するためにはVMware Workstation Proの購入が必要になります。
 VMware Workstation Player の概要| FAQ | JP

結論

 ということで、スナップショット機能の有無が決め手となりVirtualBoxを導入することにしました。
 (Linuxゲストはどちらもサポートしています)

*1: 正式名称は「Oracle VM VirtualBox」
*2: 正式名称は「VMware Workstation Player」。Macの場合は「VMware Fusion」
*3: 正式名称は「Parallels Desktop for Mac」

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