(閑話休題)グリッドトレードの喜びと悲しみ
流れの途中ですが、私がいま運用しているグリッドトレードの現状をお知らせしたいと思います。
(これからやろう!としている人にとっての一つの物語みたいなもん?笑)
運用している通貨ペア
USDCAD、AUDUSD、AUDNZD、NZDUSD、EURGBP、SILVER、EURAUDの7つ。
選んだポイントは、
1.近隣通貨ペア(USDCAD、AUDNZD、EURGBP)を入れること。
2.値動きの激しいGBP(英ポンド)は極力入れないこと。
3.弱いと以前から言われていたJPY(日本円)は入れないこと。
1.近隣通貨ペアを重視
これは、相場が偏らない(=USDCADなら、USDだけが上がったり下がったりすること)ことを想定して選択。チャートを見ればわかりますよね。EURGBPはギリギリか。
2.値動きの激しいGBPは外す
GBPはボラティリティが大きいため、他のクロス通貨の値動きとは嚙み合いません。「波」というよりは「竜巻」というイメージ。クロスポンドのチャートはいずれも値動きが大きいことがわかります。
結局は好みになるかもしれません。
3.JPYは入れないこと
これは説明不要ですね。チャートはいずれも一方向に動いています。KRW(韓国ウォン)やCNH(中国元)とJPYとのクロスは良い感じかもしれませんが、スプレッドが話になりません。
これは好みではなく、だめ、ゼッタイ。
各通貨ペアでの建玉数
この建玉数と資金力はパラレルです。 資金力に自信があれば通貨ペアあたり2桁建ててもいけるでしょう。
私は1~7で通貨ペアごとに変えました。
ちなみに、
一番少ないペアがSILVER で、1~3、
最も多いペアがAUDNZD で、5~7としました。
建玉ごとの単位
これはすべて共通で、1,000単位としました。これも保有資金とご相談。
結果(経過)
というかまだ退場していないので経過ですね。
2口座で運用しています。
①証拠金率
ここから行きましょう。
口座1: 3,472%
口座2:10,872%
悪くはないのですが、実は20,000%(2万パーセント)は欲しいと感じました。レバレッジに大きく左右されますが、相場が偏ったときに半分近くまで一気に下がります。
②利益
これも大事。いやこれが重要でした(忘れそう)。
利益幅をどれくらいにするかによるのですが、2口座合わせて↓な感じ。
2月:55,872円
3月:32,255円
4月:18,566円
4月がだいぶアレです。USDだけが超強くて、どの通貨ペアも想定域の上下に偏っていたためです。
考察
そんな大層なことではありませんが、やはり資金管理は重要だなと思いました。2月の段階でヨッシャーな感じでいろいろ夢想していましたが、長くは続かずです。
バックテストを繰り返して投入しましたが、建玉が少ないほど、バックテストの開始時期をいつにするかが結果に大きくかかわっていたことに後日気づきました。通常の?EAではあまりない現象です。まあ、分かったとて最適な開始時期が分かることもありませんが。
そういった細かなミス(?)をすべて包み込んでしまうのが資金管理です。ざっくり言えば「余裕をもって」です。
あれ?なんか敗戦の弁みたいですね。いやストップロスにかかった建玉はまだありません。つまり含み損はあるが全勝は続いています。