【飲食】仙台ホルモン焼肉酒場ときわ亭に行ってみた
Twitterで、こんな書き込みを見つけて…
んまー、惹かれたの(キラーワード)のは、
『仙台ホルモン』
『0秒レモンサワー』
宮城出身だからかもしれませんね…
呼び込み
本八幡の改札を出て、北口の階段を下ると、何やら「よろしくお願いしまーす!」と元気な声が。
…もしや!?と思い近づいて配っているものをいただくと…
中身を見るまでもなく、
あー…これは行けってことだなぁ、と勝手に解釈し、伺うことにする。
呼び込みしてた元気なおねーさんにどう行けば良いか伺うと、PATIOビルの2階まで上がってすぐ、とのこと。
また、緊急事態宣言中につき、アルコールの提供は行っていないことも説明された。(丁寧ですね。)
そして、コージーコーナー横の入り口から入り、階段を上っていくと…
お!?
これはドア!?まさか、これが入り口か…
…いや、ポスターでした。
なんかドラえもんの秘密道具にこういうのありそうですね。
で、本当のファザードはこんな感じ。
0秒レモンサワーもしっかりポスターでアピールされています。
ポスターの下のスペースが寂しい印象…
これから賑やかになっていくんでしょうね…
店内
18時半過ぎ入店
客付き2〜3割
席数
94
坪数
36.58
座席
一人だし、カウンターだよなー…と思いきや、何故か窓際の2名席へと案内される。
勿論、各席にはレモンサワーのサーバーが。
下はこんな感じ。アルコールを提供していないことから、樽は繋がっていなかった。
もし、満席にでもなると、最大でテーブル数分はサーバー、樽、炭酸ガス等が必要となってくる。
サーバーは、恐らくサッポロさんから協賛を受けているのだろう。
電気代が結構しそう。。。
それと、レモンサワーの樽と、炭酸ガスのストックをそれぞれある程度は抱えておかないといけなくなる。
いくら1杯当たりの原価が100円以下でも、樽は恐らく封を開けたらある一定期間で消費し切らなければならないだろうし…
棚額が高くなりそう。
また、サワーサーバーのメンテナンスについては詳しくはないが、定期的に洗浄が必要となる…はず。(例えば、生ビールサーバーでは、毎日の水通し洗浄、週に1回のスポンジ通し洗浄が推奨されているので、同じか、それに似ているのか…)
樽と機材の管理が大変そう。
店内は、エントランスを入ってすぐ右手に厨房があり、客席は縦長な感じ。動線はとてもわかりやすいが、席までの距離が長く感じた。ホールオペレーションが今後どんな風に組み上げられるのか、気になるところではある。
ヨコシマなことばかりが気になってしまう(苦笑)
着席早々に未成年飲酒防止、飲酒運転撲滅対策のため、と称し、年齢、名前、電話番号等の記入を求められる。
『口頭』で年齢確認を行うとか、車を運転されてきたのかを確認するのではなく、『文字』にして残している。
そう、【記憶】ではなく、【記録】に残している。
しかも『お店側』が取る記録ではなく、『お客様』が書いたものだ。
精度が高いと感じる。
コンセプト
公式のホームページに掲載されてました。
30歳位まで仙台に住んでたけど、『ホルモン焼』は、そんなにメジャーではなかった印象がある。個人的にもあまり馴染みがなかったことも手伝っていると思う。
だからだろうか?
『仙台ホルモン』と言われても全くもってピンと来ない。自分だけだろか?
しかし、昔からホルモン文化は確かに仙台にあったのでしょう。
おとんがホルモン焼のことを『とんちゃん』って良く言ってたので。
きっと若い頃に良く食べてたんだろな…
おとんの口から以外で『とんちゃん』というのを見聞きしたのは久しぶりだった。
メニュー
初回注文限定!とのことで、ラミネートがけされたメニュー版が出される。
『仙台ホルモン』とはなんぞや!?と思っていたので、仙台といえば仙台味噌だべ、と味噌味を注文する。ホールの方へ仙台味噌使っているのか聞いてみたら、その模様と。
期待が高まる。
なお、最初の注文以外は、タッチパネルから行うよう促される。
そう、ペラペラとめくるメニュー版は置いてないのです。
ホルモンを除くと、至って普通のラインナップ。目新しさは感じない。
画像からお分かりだろうか…?
茶色い、焦げなのか、脂なのか…
実はこれ、『あえて』やっているようで。
早い話、『こういうデザインなのです。』
先にいただいたチラシも、初回注文限定のメニュー版もどこかしらこんなふうになっている。
テーブルにもシールが貼ってあってそれも茶色い部分が。
思わずホールの方へこのテーブル、どこか他の店舗から持ってきたの?と聞いてしまった…
仙台から持ってきていたら粋だなぁ…
とか勝手に思っていた。
明確な回答は無論得られず。
全くめんどくさいオジサンでごめんょ…
早く気がつけば良かったょ…(涙)
客層
若者もいれば、カップルもいる。そして自分より年上の方々も。
年齢層は幅広い。
女性だけのグループもいた。
接客サービス
呼び込みの時から、『説明がいたって丁寧』な印象。受け答えも比較的しっかりしている。ある程度初期教育をしっかりと行ったことがうかがわれる。
動線が動線だけに『気付く』まで時間が必要。客数が少ないにも関わらず看過される部分を危惧。
タッチパネルで注文する形なので、営業が『受け身』に陥らないかも心配になる。
テーブルチェックが疎かにならないだろうか?
「呼ばれたら行けばいい」になってしまわないだろうか?
料理提供
味噌ホルモンを頼んだつもりでいたが、来たのはこちら。
これが味噌なのか!?
んまー、とりあえずのっけるか、と一気に焼き網の上へ。
白い味噌なんだー。仙台味噌…
…そんなわけあるか!
味噌を頼んだつもりが、塩が来た模様。
でも自分は受け入れた。
注文時に滑舌が悪く、塩と味噌を聞き間違ったのかもしれない。
もしかして最初のオーダーの特典は人数に縛りがあったのかもしれない。
このご時世、外食はただでさえ厳しいのに、こんなつまらないことで食品ロスを出したくない。
ホール従業員の笑顔が消える。
まあまあ、様々逡巡し、黙々と食することとした。オープン仕立ての店舗だし、失敗はどの瞬間でも出てくることを鑑みると、やはり少しでも成功体験が多い方が良いに決まってる。
テーブルに設置されてるタレは2種類
どうやらPBみたい。
懐かしい、故郷の雰囲気がした。
ここくらいかな?仙台らしさを感じることができたのは…
あ、あと煮込み食べたくて頼んだのですが、来たのがこちら。
味
仙台ホルモンは、しっかりと味がついているので、そのまま食べた方が良いかな…
設置されてるタレは、普通に焼肉用でしょうね…
煮込みは、予想を遥かに裏切られる。
あ、こんな味付けあったんだ!と思えるくらいに。斬新。洋風とでも言ったら良いのか…
大衆酒場で繰り広げられているものとは全くの別物。調味はしっかりと調えられている。煮詰まった感や味のボヤけも感じない。オープン仕立ての緊張感が料理を通じて伝わってくる。
所感
緊急事態宣言中ということで
集客のための武器『0秒レモンサワー』が使えないのがイタイ。
宣言があけたら、またぜひ『0秒レモンサワー』を体験しに行ってみたいと思う。
コンセプトは、公式Webページを閲覧すればわかるのでしょうが、
そもそも『仙台ホルモン』って何?
ってのが店舗内だけではわかりづらい。
タッチパネルのスクリーンセーバーみたいなので表示させるとか、ポスターとかPOPなどで何かしらアピールしても良いのでは?
『仙台』の印象が薄い感じ。
仙台味噌くらいだろうか?食材では。
後はホルモンの食べ方ですかね?
牛たんは…
間にレモンを挟んでハッセルバックのようにするのは、見た目にも面白く、思わず目を惹いてしまう部分では良いとは思うけど…
『見せメニュー』としてはありですね!
ただ・・・肉原料の値上げが昨今相次いでいて、牛タン・・・原料ベースで3倍程度にはなっているだろうから、絶対に頼まない。お店の利益にならないから。
9/28追記
Twitter経由で公式さんからコメントもいただきましたので、フルオープンにします。
現在は、緊急事態宣言中ということもあり、休業しているようです。
時間帯関わらず電気がついてないから、ちょっと気になってました・・・
表紙の画像の窓へ何かしらアピールすると道行く人へのおっきな販促となりますよね・・・
本八幡駅北口出たら、多分一度は目を向けるところ。
しかも、電車のホームや電車内からも抜群の視認性なので。。。
ここは活用しない手はないです。
この窓の場所は、業界の違う他社の宣伝POPを入れて「営業外利益」を得ることができるくらいにも感じますので。
(・・・さすがに本部が許さないとは思いますが・・・)