【検定】《独学》日商簿記検定2級を受けてみた(CBT試験)
簿記検定3級を取ったのが、実に2021年。
…そしてこれを書いている今は2022年。。。月日の経つのは早いもので。ようやくこれを書く機会となりました。
いやー…長かった。
参考書
前回3級受かってすぐに参考書は買ってました。商業簿記と工業簿記。各1冊。
日商簿記3級のときに
滝澤ななみさんの本でお世話になったから、今回も…と。
『簿記の教科書』
取り組みの流れ
去年は4月に仕事が変わったので、とりあえずそこまでは取り組んだのですが、仕事が始まったと共に足が遠ざかりました。無論、試験なぞ受けることができる範疇にはありませんでした。
その後、9月頃から再度勉強をし始め、テキストもそれぞれ3周はしたでしょうか?調子に乗って、問題集を購入しました。『合格 本試験問題集』ってやつだったかな?
結局使った本は、問題集含めて3冊だけでした。
問題集は、やってはみたもののちんぷんかんぷん、理解が進まないことが多い状況でした。問題集へ着手してるくらいだし、とりあえず年内に一度受験してみよーと、12月の暮れに受けましたが、50点台の惨敗に終わったのでした。
…あー…もしかして、というか、やっぱり簿記、ダメなのかも…
と思いつつ、時間ペース配分、問題の難易度など推し量ってました。
年が明け、2022年、再度仕事が変わり、環境が変わり資格勉強どころではなくなったこと、また、簿記に対するモチベーションも下がったこともあり、再び遠ざかりました。。。
やだなぁ…できることならやりたくないなぁ…
そんな気持ちばかりが頭をもたげてましたね。
きっかけ
そんなある日、会社で目標設定をしなければならない機会に恵まれました。資格取得目標の欄がそこにはあって。
そこに『中小企業診断士』なんてカッコいいこと書ければいいんだろけど、学がないからなぁ…
…気がつけばその目標の欄に『日商簿記2級』と記してました(苦笑)
もともと『中小企業診断士』の資格を取ろうと考えていて、学がないからその周辺資格を取って外堀を埋めてこう、というハラでした。
ビジネス会計、ビジネス実務法務、経営学検定、簿記3級、販売士検定2級、と徐々に徐々に。その外堀の一つとして簿記2級は自分の中で位置付けられていたのでした。
中小企業診断士の資格は、簿記検定2級取得必須ではないのですが、会計リテラシーは、この程度は持っておきたいってのが自分の中であったんでしょうね。
苦手意識むき出しなのに、なんてワガママな…
自分で立てた目標だし…ま、「努力目標」で…
目標に対しての行動はとても遅かったです。事実、今年の7月まで何もしてませんでした。
8月入ってからかな…ななみさんのテキストをそれぞれ一周。後は問題集中心。
YouTubeも活用しながら…でしたが、そこで初めて2022年から少し改定が入ったことを知りました。
問題集
問題集は、とても難解。一度受験した感じだと、そんな難しい内容聞かれなかった記憶しかなかったので、問題集が問題なく解けるレベルが必要かどうかは疑念ありでした。
そんなんでも問題集を解き進め、2周目には、70点以上も少しずつ出始めてました。
直前
試験1週間前、すごくバランス良く仕上がったのですが、それをその後1週間保ち続けるのはとても難儀でした。
睡眠時間が一番大事だったかな。
睡眠不足は、頭が回転しない、柔軟な姿勢になれない、ケアレスミスが出る、電卓ミスも出る、と良いことまるでありません。
今回、受験にあたり、前日は有給を取り、最後の追い込み、とばかりに取り組みました。後は睡眠不足の解消ですかね。
問題集、最後に取り組んだのは、巻頭の対策を一周、あとは、これかな?とヤマをはって問題を繰り返し解く。
最後の最後は、ななみさんの参考書へ戻りました。技巧的な部分よか、基礎の見直しですね。
前日、勉強するのだけど、こころここにあらずってな感じに陥りました。ふわふわしてるんです。
集中力が欠けてる…と我ながら。
こういう時はやってもダメ。気分転換に散歩とスロットを打ったり🎰
気分転換しながら、試験の際に如何に集中力を高めるか、を考えてました。
当日
当日は、朝ご飯の準備、洗濯、掃除機がけ、洗い物、おつかいを済ませて、出発!
銀座5丁目のベローチェでアイスコーヒー飲みながらタバコ吸って、最終最後はななみさんの参考書を読んで、例題解いてました。
ある程度勝手知ったる地域なので、都会なのになんか懐かしさ感じてました。
会場
会場は、銀座歌舞伎座のテストセンターを選択してました。簿記検定3級受験して合格したときの場所とおんなじところです。ゲンを担ぎました。
そう3級もCBTで受けてきて、2級も既に一度受けている。機器の取り扱いは問題ありませんでした。が、久々だったため、手が震えてました(苦笑)
問題を解く順番
さて、問題を解いていく順番、どうしよっか直前まで迷ってました。
セオリーは、1→4→5→2→3
…でも親和性は商業簿記があるんだよな…
迷いつつもセオリー通りに解答しました。
途中、出ないだろうと思っていた分野からの出題があり、正直面くらいました。もう、そこは部分点だけ取れればいいか、と。
また、あー…またこれで落ちたな…と内心。
しかし、『最後まで諦めない』で取り組んだところ、他の部分でリカバリできました。
見事合格です。
試験終了後、数秒で結果が出てきて、思わず安堵のため息がもれました。
所感
ペーパーテストはどうかわかりませんが、2回の試験内容から、『及第点が取れればいい』という観点から述べさせて貰えば、滝澤ななみさんの参考書を隅々までやり、基礎をしっかり固めておけば十分戦うことができる、と感じました。
高得点、簿記2級は通過点で簿記1級もやるよって人などは、問題集が必要なのかもしれません。
ちなみに勉強時間トータルは、208時間でした。(スタディプラス)
簿記から解放されて今日は久々に立ち飲み屋いきました。