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【供養】プロジェクトの実績(貢献度)管理アプリ「Ma'at(マァト)」の開発について
最近、プログラミングの勉強のためにWebアプリの開発を行っていました。
しかし、近日、開発を断念するので供養としてnoteに記事書きます。
背景・目的
私が作ったのは「プロジェクトに対する貢献度の管理アプリ」です。
近年、AIやWeb3.0の発達によって、スモールビジネスが流行っています。
人それぞれやってることが多すぎて誰が何をやってるかわからない!
すごそうなあの人は実際のところ何やってるの?
有志を募ってプロジェクトを立ち上げても、誰がどれくらい働いているのかわからなく、報酬の分配で揉めて空中分解?
それを解決するのが「貢献度管理」です。
貢献度管理とは?
プロジェクトにどれくらい貢献したか?です。
近年ジョブ型企業(成果に応じて報酬が決まる)会社やDAO(分散型自立組織)など、成果に応じて報酬が決定する仕組みが流行しています。
それを私は「貢献度」と呼び、管理することを「貢献度管理」としています。
Web3.0の世界だと、「貢献度」を定量的に測ったり、投票によって「貢献度」を決定し、自動的に報酬が払い出されるようです。
わたしはMa'atを通じてそれを実現したかったです(過去形)。
Ma'at(マァト)のモチーフ
Ma'atの語源ですが、「エジプトの神様」です。宇宙作ったらしいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1682430100785-Ar5NrdLMhc.png)
2022年にエジプト行って、それからエジプトにハマってます。
エジプトにすみたい🇪🇬
貢献度管理アプリ「Ma'at」のリンク
以下は私のプロフィール画面です。
個人開発などの開発状況は以下で一括管理しようと思います。
デザインは残念なのですが、理由も後述します。
WordPressのテーマやプラグインの開発進捗も載せます。
ライバルの出現
というか、私より先に開発していました。
和組DAOというWeb3.0のコミュニティで教えてもらいました。
しかも、ベンチャーキャピタル調達済みの京大卒のエリートが作ってるっぽいです。
ちょっと、勝てるビジョンがみえない…。
というわけでMa'atの開発を断念しました。
なぜ断念したか少し深掘りします。
もともとはDAO(分散型自立組織)向けのプロジェクトマネジメントアプリケーションが微妙なものが多く、細かいことができないというのがMa'at開発のきっかけでもありました。
また、それは海外アプリでも同じでした。
なので、「貢献度管理」に特化させれば「海外でも通用するもの」が作れるのでは?と思って開発しました🇯🇵
ところが同じことを考えていた人が日本にもいました😫
日本人同士で戦うのも本意でないですし、そもそも私より圧倒的に強そうです。
なので、あっさり身を引くことに。
ログイン方法
Googleアカウントをもっていれば誰でもログインできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682430515933-KuD1sRiBG0.png?width=1200)
イタズラ防止のため、プロジェクトは1人あたり1つしか作れません。
(需要ないと思いますが、)連絡いただけたらプロジェクトを複数作る機能を解放するのでTwitterからDMください(@tak__ao)。
心残り
UIにもっとこだわりたかった。
おしゃれなデザインにしたかった。
本来は、デザイナーさんを探してデザインすることで、使いやすいUIで勝負したかったのですが、ライバル(Unyte)の存在もあって、デザイナーさんにお願いする予算を捻出できなくなりました。
UIに興味があったので、勉強したった。
次作るものに活かしたいです。
Ma'atの今後について
とりあえず最後に以下のバグだけ修正しようとおもいます。
ChromeとEdge以外でログインできない
スマホだとどのブラウザでもログインできない
今後の個人開発でも同じところでハマりそうなので、今解決しようと思い…
収穫
とはいえ、サーバを立ててWebサービスを作ったのははじめてだったのでかなり学びになりました。
また、Ma'atのプログラムは使い回すこと前提に開発したので、次に作るWebアプリケーションに役立つはずです。
Ma'atの知識や成果物はかなりの資産になったと思います。
最後に
終身雇用の時代でもないので、いつ転職するかわからないですし、自分の努力の跡を可視化しておくことは非常に重要だと思います。
Ma'atはこれから開発頻度を落としていきますが、私にとっては必要なアプリケーションなので、今後も少しずつ開発します。
でも次は人に使ってもらえるようなプロダクトを作りたい😢
リンク
最後に"Ma'at"に引導を渡した「Unyte」のリンクを再度はっておきます。
日本のWeb3.0の発展を心より祈っています。