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外資系メーカー 役員が見ていた転職者面接のポイント7選
こんにちは、Tak@外資系マーケティングです。
これまで多くの転職採用面接をさせていただきましたが、きちんと面接準備が出来ていないために採用に至らなかった応募者の方々が多かったと感じていました。
今回は、外資系メーカーにて採用面接をするなかで特に見ていたポイント7つを整理してお伝えしたいと思います。
他の部門長と毎回面接後にキャッチアップを実施して摺り合わせると同じようなポイントを見ていると感じたことでもありますので、多くの面接官が見ているポイントとも言えますので、ぜひ参考にして頂き、より良い採用面接になって内定を勝ち取って頂けたら幸いです。
サマリーとしては、面接官は何を期待して面接しているかを知ることが最も大事なことです。それをそれぞれの項目視点で、面接官の気持ちが分かれば答え方はより良くなると思いますので、それを理解してもらえるようなスタイルでまとめています。それぞれ項目で、面接で準備するポイントと面接官の関心ごとに分けて解説しています。
これら7つを踏まえてこれまでのキャリアを見つめ直し、頭のなかを整理することによって、面接だけではなく、これからのキャリア形成に役立つ内容になりと思います。
約3, 500文字と少し長いので目次を設けます。
1) 学歴
・面接でのポイント
大学の専攻学科で学んだことや取り組んできたこととキャリアの繋がりについて説明しましょう。
・面接官の関心
新卒は大学で何かひとつでもそれなりにやってきたと自負できるものがあるかどうかを見ています。中途の場合、大学はまったく関係ないぐらい見ていませんが、意外と高校は見ています。大学は浪人などすれば、少し良い大学に入れる可能性がありますが、高校は浪人は出来ないので地頭がどうかをチェックしています。
2) 英語力
・面接でのポイント
直ぐに使うポジションでなくとも外資系であればいずれ使うことが出てきますので、英語に対して学ぶ気持ちがあることが伝得ることが重要です。
・面接官の関心
若手営業の場合は、英語が苦手ではなく、これから勉強する気があれば大丈夫です。それよりもっと大事なのは他の項目になります。因みに、TOEICが高ければ仕事で使える英語力とはなりませんが、若手営業であれば最低550点ぐらいが目安です。700点あると全く問題ないと考えています。マネジメントレベルだと英語を使う機会が出てくるので800点以上欲しいところです。
3) コミュニケーション力
・面接でのポイント
一般的に面接で聞かれることは限られていますので、想定問答を作ってシンプルかつ的確な回答を用意しておきましょう。
・面接官の関心
営業なので会話が成り立つかどうかをよく見ています。外資系の場合、事業部に人事権があり面接でも最初から事業部面接となります。営業採用ならマネージャー以上のメンバーで面接しますが、面接する側も営業のプロです。コミュニケーションスキルはよく見ています。ですが、聞いたことに対して普通に応えることが出来ていれば問題ありません。質問に対して答えになっていないことや、質問に答える前に前置きがやたらと長いというのは良くないです。最初に質問の答えをシンプルに回答して、なぜならば・・・と続けられる方が良いです。
例えば、なぜ転職を考えたのですか?と聞かれた場合に以下だとどうでしょう。
『現在、 5社ほどのアカウントを持って営業しており、3年ぐらい経過し、ある程度営業スキルにも自信をつけ初めて、新人への教育も行うなかで今後部下を持ってチームをリードしたいと思っているのですが、会社のなかでリーダー以上の人の方が多く10年経ってもリーダーポジションが空かない可能性があると考えており・・・』
もう長いですね。
以下のようにシンプルアンサーにしましょう。
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