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外資系 最速で成り上がる方法 基本編 若手の場合 【3】ポイント5~10まで

割引あり


こんにちは、Tak@外資系マーケティングです。

前回の続きになりますが、どうやったらこんな私でもソコソコ成り上がることができたのか、『10のポイント』をまとめました。

外資系企業で偉くなっている人ほど、この辺りはしっかりと抑えていると思う反面、あまり教えてくれないので自分で試行錯誤しながら体得していくしかありません。上昇志向のある人はぜひ以下を参考にしていただければ幸いです。

前回まででポイント1~4まで2回に分けて記載しています。

5)石の上にも3年以上
転職サイトでも実務経験3年以上というのが多いので、普通に3年以上はやった方がいいです。ただし新卒1社目で必ず3年以上居ないといけないかというとそうでもない理由があります。またこれは別のNoteで書きますね。

で、なぜ3年以上かというと、若い年代の方のキャリアを考える上でも、ひとつの業界、ひとつの職種で実務経験が3年以上無いと、何かを得たという経歴としては乏しいように映るからです。

最低ラインとして3年、出来れば、会社で配属となったところで5年〜7年ほど在籍してがむしゃらに頑張って、1つ、2つぐらい名刺タイトルが変わるレベルの昇級を得ることを目指しましょう。

職責が上がるということはその組織で一定の評価を得ていることの表れです。対外的にも、あなたは実力があって、信頼できる人であることを示す証拠になります!!

採用する側は、採用してからやっぱり使えなかったというのが怖いのです。

私が30歳前後の方を採用面接する際に見ているポイントとしてはキャリアの一貫性です。『この人は〇〇に強みがある人』と明らかに言えるポイントが1つあるかどうかです。

面接のポイントもぜひご覧ください!

で、これを20代のうちにきちんと積上げるには、若いうちにフラフラ転職を繰り返していると実績、キャリアがフワっとした感じに見えてしまいます。

XXの業界を良く知り、かつ汎用的に使えるスキルとしてYYにも強みがある。など、将来的に2、3のスキルを掛け合わせた自分ならではの強みを持てるように20代で基礎固めをしておくと良いです。しかしながら、もし転職をするなら早い方がよいです。あまり嫌な職場でダラダラと時間を使ってしまうよりも上記のことが出来そうなところで早く実績を積むほうが大切です。

6)数字に強くなる
数字に強くならないと組織の経営層に入ることは出来ませんので若いうちから数字に強くなってもらうことが重要です!

数字に強いってどういうこと?

若手において数字に強いというのは、自分の月次の数字をきちんと説明できることはもちろん、ある程度の情報が数字で頭に入っていて、ふと聞かれた瞬間でもポイントが説明できるレベルであってほしいと思います。

そう、アカウンタビリティです!

エレベータートークとして、重要な数字がすぐに出せるようにしましょう。

良い時でも悪い時でも直ぐに状況を簡単に報告できることで、上長からの信頼も得ることができます。

ほとんどの場合、上長は細かい数字までは気にしていません。ざっくりどんな感じなのかをふとした瞬間にでも数秒で報告してくれる方が助かります。

ざっくり感が超重要です。

ここで凄い細かいところの話をし始めたら、あなたの印象は何も残らない結果になります。

たとえ様々な課題があったとしても、『新規顧客で自分の来年の売り上げが10%アップで5000万ぐらい年間でプラスになる予定です』、と、それぐらいざっくりした話だけで良いのです。

細かいプロセスや課題から言い始めるのは、自分思考で相手のことを考えていない証拠となります。相手レベルの関心を察知する能力を身につけていかなくてはなりません。

また、数字に強いの意味として、仕事の目標設定、状況報告、結果については、出来る限り数値化するということを意味しています。

これができるほどあなたの功績は評価され易くなります。例えば営業的に売上だけではなく顧客訪問件数を決めて活動して、今月はいくつ訪問して、新規契約がいくつあったのか、全て数値化して落とし込んでいれば、成約率が分かり、次にどんなアクションをして、何%成約できたのかということも目に見える形で報告がしやすくなります。

もしこのような数字がないと最終的な売上で評価だけとなり、売り上げが厳しいときにあなたの評価が落ちるだけになってしまいます。

外資系でうまくやっている人は業績が厳しいときほどアカウンタビリティで差がついていきます。

7)一事が万事
基本的に社内で評価されやすい人はスキが少ないです。

やればできることについてはちゃんとタイムリーにこなしています。

一事が万事とよく言いますが、目に見える粗が分かると、他のことも粗だらけということが多々あります。

『目に見える粗』というのがポイントです!

全て完璧というのは人間、難しいわけですから、見られているポイントは外さないようしておくというのが重要になります。

例えば出退勤管理や交通費精算など必ず上長が見ているものがちゃんと出来ているかどうか。これがルーズで提出が遅かったり間違いが多いとそれだけでコイツは仕事もそうなんじゃないかと見られてしまいます。人間完璧じゃないので誰もがじっくり観察されると粗は見つけられてしまうものです。特に、若手のうちは色々と目をかけられやすいポジションにいますので、何か出来ていないことがあるだろうと思われて見られています。先輩や上長はそういうところを見つけては注意して、改善してほしいと思っていますが、変なところでミソを付けて目をつけられてしまうのは損になります。

仕事が出来る人ほど、誰もがやればできる些細なことを着実にこなしてスキを作らないようにすることが上手です。

8)ホウレンソウを徹底する
ある時、日本人のグローバルリーダーに仕事で大事にしていることは何なのかと尋ねた際、言われたことを今でも覚えています。

『良いことも、悪いこともできるだけ早めに伝えておくこと』

仕事をうまく進めるには、社内外で信頼を得ることが重要だという話を頂きながら、信頼を得るポイントとしてこの言葉が出てきたのです。

それ以来、自分自身もすごく大切にしている考えとなります。

いわゆるホウレンソウです。

会社経営において年末決算においても、急な業績悪化を伝えるより、四半期決算ごとに業績低下見込みを先に出しておいた方が、株価の下落は少ないということもあります。

また、悪い話を早めに知ることが出来れば、傷が浅いうちに何らかの対策を打つこともできます。報告が遅くなって傷が深いほど打ち手が無くなってくるものです。

悪い報告は怒られるのではないかと思うかも知れませんが、多くはあなた本人のせいではなく不可抗力的なこともあります。あなたのせいだとしても誤って済む話ですし、そこから上司と一緒にリカバリーできればそれで終わりです。

どうにもならなくなってからでは遅いので、ホウレンソウは早い方があなたにとっても会社にとっても良いことです。

最後の9、10は有料コンテンツになりますが、これが一番効き目があるという内容でなかなか教えてくれないことになります。

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