RSGT2024に参加しました
こんにちは、こじまです。
#RSGT2024 (Regional Scrum Gathering Tokyo 2024)に参加してきました。RSGTは初参加でした。
この記事では自分視点での感想を書きます。
どういう発表がされていたのかなどはまとめブログ記事や、感想記事が他にも複数あると思うのでぜひそちらを参照ください。
障害(Barrier)の少なさ
こういうことに「完璧」はない、という前置きをした上で書きますが。
僕が今まで参加してきた技術勉強会、カンファレンスなどであらゆる壁や障害を観測したり、自分も感じていました。例えば登壇者と参加者という壁、参加者と登壇者での男女比の大きな落差、言語の壁、都市圏と地方の壁などなど。
しかしRSGTに参加していて思ったのは、そうした壁が相対的に少ないということです。
初参加で面識のない僕が登壇者と少し話したら笑顔で「フィードバックありがとうございました!」と言ってくださりました。
キーノートは英語のものもありましたが、通訳の方が日本語にしてくれました。手話通訳者の方もいました。
ちゃんと数えていませんが女性の参加者だけでなく、登壇者も何人もいました。
オンライン参加の方も自宅で見ている方はもちろん、地方から複数人で一緒に見ている方もいました。
他のコミュニティや勉強会を運営をしている方も、ものすごく努力していると思います。しかし、RSGTは僕の想像を超えていました。
それは運営だけでなく、参加者の総体としてこの空気ができているのだろうと感じました。
印象に残ったセッション
僕は初参加らしくセッションを聞いていましたが、その中では特にこの話にひとり感銘を受けていました(家に帰ってから号泣しました)。
ステークホルダーに向き合うこと、困難な課題だからこそ対話を恐れずに向き合うことは言うは易く行うは難しで、僕は本当に全くできていません。本当に全くできていないことに気づいていますが、見て見ぬふりを継続している最中です。
なんかこのセッションに限らずの感想としては、いい表現ではない気がしますが、人間力を高めたいなぁと思いました。よい人間であろうとする努力がソフトウェア開発を成功させるのかなどとぼんやりと考えました。
脱線: 初参加だけど遅くまで飲み会に居た理由
この節はRSGT2024とあまり関係ありません。
Day3の飲み会に3次会か4次会か(何次会かは人に依存する)くらいまで参加していたんですが、何人かにRSGT初参加でここまでいるのはすごいですね的なことを言われました。僕は僕が変わっているだけだろうくらいに思っていたのですが、何度か言われたので理由を考えてみました。
そこで自分の経験を思い出すと、大学時代から僕はRSGTのようなコミュニティに参加していたことがありました。それは大学時代に数学を勉強していた人たちのコミュニティです。
そのコミュニティにもイベントがあり、講演者と参加者とが分け隔てなく交流し、雑談も含めて笑い合い、ご飯を食べにも行きと楽しんでいました。
僕からすると、大学時代にすでに価値を感じていたことを場所を変えて年齢も変えてやっているだけなのかもしれません。
昔はFOMO(fear of missing out)に駆られて飲み会とかに参加していた気がしますが、いまは全部に参加しなきゃみたいな恐怖心はなく適度に楽しめていて、それもとてもちょうど良いです。
おわりに
すごいつまんない表現ですが、感動しました。
一番の気づきは、何よりも人が人と接し対話するという単純なことで、これだけのエネルギーが発生することがあるんだということ。
そして自分がその場にいてその熱量を肌で感じられたこと。
たまたまチケットを買えたのですが、とても運が良かったなと思います。本当に良い体験をしました。
僕と対話してくれた方々、本当にありがとうございました。また機会があればお会いしましょう。