RevCommで働いて2年くらい経った
RevComm という会社でソフトウェアエンジニアとして働き始めて 2 年くらい経ちました。2020 年 5 月 1 日入社なので、この記事の公開日時点で 2 年と 1 ヶ月です。
これは在職エントリです。リサーチチームの EM の Keigo Hattori さんが書いてたので真似します。
入社の経緯
きっかけは 2019 年秋くらいの Wantedly のスカウト。別になんの変哲もないスタートアップのスカウトメッセージ(失礼!)だったんだけど、とても印象に残った。全くどんなプロダクトを作ってるのかメッセージから理解できていないのに。
それで興味を持って、メッセージに添付されていた創業者で現在も代表の会田のインタビュー記事など Wantedly のスカウトに書かれていた URL の記事を一通り読んだ。なんなら数回読んだ記事とかもあったんじゃないかなと思う。今となってはあまり思い出せないのだけど。
転職活動をしたことある人であればスカウトって「会ってみましょう」くらいの意味でしかないというのはもちろん知っているだろうし、僕も知っていた。だけど、なんかこのメッセージに返信するとそのまま入社する気がして、3 日くらい返信するかどうかを真剣に悩んでいた気がする。なんなら友人に「俺これに返信すると転職する気がする」とか言っていた気がする。なに言ってんだこいつって感じだけど当時は本気でそう感じたんだよな。
なぜそこまで魅力を感じたのか今もってよくわかってないけど、なんだかんだ 2 年間働いてこれたのはあの時の直感をまだ信じているからじゃないかと思う。
その後あれよあれよという間に(詳細は別に面白くもないので省略)、入社することになって内定受諾したときが 2020 年の 2 月ごろ。つまり世の中はパンデミック事始めといった様相。これまたあれよあれよと最初の緊急事態宣言が発令、僕は有給消化期間をひたすら家でゴロゴロすることに費やし 2020 年 5 月 1 日、自宅から Google Meet で顔を合わせて入社した。
そのときどんな気持ちだったのかは社内の Confluence の片隅に書いてある。興味があったら入社してね。
近況
あんまり古い話してもしょうがないというか、2年前とか弥生時代くらいに感じられるので最近の話をしましょう。
最近の開発
最近は MiiTel for Zoom という Zoom と連携して会議の履歴を保存し、録画・チャット・文字起こしなどを保存する機能に関わっている。
僕が作っているところは見た目には見えないところなんだけど、それ以前に携わっていたところはもっと目に見えないところだったので、それに比べると説明しやすい。
主にバックエンドを担当しています。Django と rest framework に DI 機構を加えた面白い感じのアーキテクチャで開発したりしています。興味があったら(以下略)
テックブログ
あとはテックブログの運営チームとかやってる。一部の人からは編集長とか言われてる。
自社の発信が全く足りていないなとずっと感じていたのだけど、なんとかテックチームが自己表現する場の運用が回りはじめてきたなと。
企画・スケジュール管理・校正などをやっている。現在は企画を考えるところからやっているけど、持ち前の「物事をとりあえず前に進める力」だけでなんとかやってる。再現性が低すぎるのでなんとかしようと努力中。
まだまだ課題がいっぱいありますが、協力してくれるエンジニアの皆さんのおかげでなんとかなってる。感謝。でもそれに甘えずより仕組みの面や戦略も含めてよくできないかも考えていきたい。
同僚たち
シャイな人が多いのかあんまり表立ってこういう文書とか書かない人が多いのだけど。
Keigo Hattori さんのような ML にもエンジニアリングにも精通している人
シンプルに Python に強い人(Python の入門書の著者)
ありえん手が早いアーキテクト
電話としての安定性を日々追求しているモバイルエンジニア
連携する外部サービス(Salesforce, HubSpot, Zoom etc…)にめっちゃ詳しい人
などの面々がいる。だいぶ抜粋したけど、ここにまだ書ききれてないほどのタレントがいる。
エンジニアチーム外でも、圧倒的な質とスピードで仕事をこなすプロダクトマネージャーとか、日々お客様の問い合わせを捌いて適切にエスカレーションをくれるサポートチームなどなど頼りになる方々に支えられている。日々感謝です。
僕はメンバー外なので詳しくないのだけど、例えばコーポレートエンジニアリングチームは営業、カスタマーサクセス、経理とかとも連携したり。この間は HR の業務の何かを自動化してた気がするな?
いろんなタレントがいるけど、そんな感じでとにかく「業務を技術を使って効率化すること」をガンガン実践していってる組織だと思う。それは RevComm のとってもいいところだと思う。
これから
これから具体的に何をどうというのは、正直明確なものがあるわけでもないけど。
ひとまず自分が面白いなと思えることをやりたいなと思っている。
なんかちょっと前まで評価されて出世したほうがいいんじゃないかとか、会社に目に見える価値を提供することがやっぱりビジネスパーソンとして大事なんじゃないかとか、そういうことを思っていた時期もあったんだけど。
絶望的に向いてないんだよね。
結局僕は自分が価値があると本気で信じられることしかできないし、それは例えば自分にそれっぽいロールが与えられるとか、給料が何%かあがるとか、率いている部下の数が増えるとかそういうことではないんだなって。
ていうか今までも人の評価とか全然気にしないで生きてきたわけで、やっぱ自分の興味の赴くままにまっすぐ走り抜ければいいんじゃないかなって思う。ていうか、結局何をどう決意したところでそれしかできないし。
これを読んでいる同僚もいるかもしれないので一応書いておくけど、もちろんいきなり奇行に走ったりはしないんで安心してください。やることはあんまり変わらないけど心持ちが違うって感じです。
プライベート
RevComm はフルリモートで働く時間もとっても融通がきくので、なんでもできる。なんでもできるけど、特に最近それを活かしてない気もする。反省。
読書・情報収集?
新聞をちょいちょい読んでいる。NewYork Times の記事を休日に 1 本読むと疲れるみたいなペースだけど読んでる。あとは朝日新聞デジタルを読んだり。
あとは本。最近は OPEN という本を読んでいてこれがめちゃくちゃ面白い。
あと TikTok を夜に見てることがある。よく会社の人にいじられる。TikTok くらい見て若さを保ってください皆さん。
お茶
ルイボスティーを最近飲んでる。トワイニングのやつ。
なんかカフェインをあまりとらないようにするのが日常になって結構長い。ハーブティーとかも試したことはあるんだけど今はこれで落ち着いてる。
発信
あとはよくポッドキャストをやっている。誰のためにもならない話を誰のためでもなく話しているインターネットの片隅の空間。お暇だったら聞いてください。
終わりに
RevComm ではエンジニアに限らずあらゆる職種で絶賛採用中です。ここまで読んで興味が湧いた方はぜひ採用サイトをご覧ください。
僕自身も 2 年働いてみて、この 2 年間も並の会社では得られない経験ができたと思っているし、きっと次の 1 年や 2 年はまた今までとは質の違うものがたくさん待ち受けていると思う。
過去は過去で面白かったんだけど、これからの RevComm でしか遭遇できない困難や課題もきっと面白いはず。今のメンバーやこれから巡り合うメンバーと一緒に目の前の「コト」に立ち向かっていきたい。
そんなことを考えているこの頃です。