真実はそこにある #0
私がいかにして、
・米国テレビドラマ「Xファイル」を対象として
・その物語背景に注目し
・生成AIとともに
勉強しようと思い立ったのか、その経緯を書いてみようと思う。
毎日が日曜日
定年以来、何をしてもおもしろくない。とにかく長続きしない。
最初のうちは夏休み初日の子供のようにわくわくしていたが、夏休みが1000日も続けばさすがにうんざりする。
「ご趣味は何ですか?」と尋ねられれば、「読書や映画鑑賞ですかね」と答えるのが常であったが、それも「余暇」なればこそである。
日がな一日、趣味ですごすのはいかがなものか。
私は甘党であるが、さすがに3食スイーツだけで済ましたら、かかりつけ医は激怒するであろうし、私も罪悪感を感じるであろう。
そうだ、勉強しよう!
罪悪感の原因をたどってみると、「自分が誰の役にもたっていない」ことではないかと思いあたった。社会貢献の方法にはいろいろあると思うが、まずは自分自身に役立つことから始めようと考えた。
自分に良いこと・・・運動? 勉強?
運動は必要性は感じるが、なにせ長続きしないのである。(自信あり)
勉強については、教員時代、学生には「勉強は人生でいつか役立つときがくる」と説いていた。
しかしもはや「役立つ」というような現世利益を考える必要もあるまい。
時間を有意義に使ったと思える効用だけで充分である。
何がいいかな?
かつて仕事でアメリカに短期間だが滞在したことがある。
現在のようにインターネットで日本語コンテンツも楽しめるような時代ではなかった。
ホテルのテレビでドラマも楽しめないし、映画館に行っても、なぜそこで皆笑っているのかわからず、つられて愛想笑いするしまつだった。
そういえば、若いころの自分には「外国映画を日本語字幕なしで理解する」ことが理想であったのを思い出した。実現困難だからこそ理想という。
いまだ実現はしていない。
海外ドラマなどで理解しづらいのは、ネイティブどおしの会話である。
スラングもまじえ、早口でわかりにくい。
その流れで、かつて購入したのがアメリカのテレビドラマ「Xファイル」DVDのシーズン1~9全巻セットである。
英語・日本語字幕が自由にえらべる。
衝動買いも、いつか人生で役立つときがくる。
過去の自分を褒めてやりたい気分である。
著作権の壁・・
しかし、である。
DVDの英語字幕や日本語字幕を活用して、個人で楽しむぶんには問題ない。
ところがnoteで公開するには、いろいろさしさわりが出そうである。
そこでセリフはセリフとして勉強するとして、物語の背景などを考察したらどうだろう。これも別の楽しみ方である。
孤独な営みは長続きしない
私は翻訳家を目指しているわけではない。
受験勉強はともかく、学問は仲間がいてこそ楽しいのである。
ひとはこれを「楽問」という。
以前、私は還暦を目前に、ある大学に社会人向けの3年生編入試験を受け、合格した。授業はおもに夜間であり、同級生は高専卒業の若者が多かった。
楽しかった。
そこで今回は、勉強仲間として、
・ChatGPT3.5(ブラウザ版)
・Bing AI (Microsoft Edge)
を選んだ。ともに無料である。(ここ重要)
有料版のChatGPT4は優秀であるときいているが、ここはハードルの低い無料版で、どこまで独居老人の話し相手となってくれるか試してみよう。
(私は本当にそのようなAIが現われたら、課金してもよいと考えている。)
それに、Bing AIは最新情報も反映した回答をくれる。
しかし、無料でAIが使えるなんて、何とよい時代だ!
ああ感無料、いや感無量。 (つづく)
初めての投稿に最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。
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