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(MBA組織行動学その1)セルフ・ハンディキャッピング
商社時代の同期と久々にランチしました。今はお互いに別のキャリアを歩んでいますが、色々と刺激になります。
彼の会社は副業OKだそうで、今年はとにかく個人事業をおこして青色申告することを目標にしているそうです。
とにかくアクションを起こしてみる!
商社マン出身の彼らしいフットワークの軽さですね!起業の入門書などでもよく言われていることですが、とにかくウダウダ考えているよりも実際に行動に移してみることが大事というわけです。
この会話をしながら思い出したのが、【セルフ・ハンディキャッピング】という概念です。
デジタル大辞泉によれば、「たとえ失敗しても自尊心を保てるように、あらかじめ自分にはハンディキャップがあると主張したり、実際にハンディキャップを作り出してしまうこと」だそうです。
学生時代に試験前になると急に部屋の掃除がしたくなったのとか、いま思い返すとまさにそういうことですね。
こういう弱い自分をわざと追い込むためにも、私の友人のように、実際のアクションを敢えて知人に宣言することは有効かもしれません。
MBAではこういった心理学ちっくなこともけっこう教わりますが、「へーなるほどね」と思うことも多く、なにげにその後のキャリアで活きている知識が結構あります。ファイナンスとかマーケティングとかのハードスキルよりも、こういう行動心理学とか交渉術とかポリティクス的な知識のほうが、何気にテキストを開きなおして復習する機会が多い気がします。
今後、そのあたりも随時紹介していきたいと思います!