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マー姉ちゃんのマーとは誰なのか。

マー姉ちゃんという朝の連ドラがあった。
出演はは熊谷真実、田中裕子、藤田弓子らで、最高視聴率が50%近くあったという、まだテレビが圧倒的に見られていた頃の作品だ。

大野雄二の牧歌的音楽で始まり、その背景には確か長谷川町子本人が書いたサザエさんのイラストがあった気がしてる。

実は1979年に放送されて以来、再放送が一度もなかったドラマで、何故かいま再放送がようやく行われている。

長谷川三姉妹ご存命の頃は、何故か再放送の許可が無く、最近になって著作権管理会社が長谷川町子美術館に移り、家族や本人の生前の意思などの呪縛がない第三者的な立場で再放送にgoを出したのかもしれない。これは完全推測。

マー姉ちゃんの原作は、朝日新聞に毎週一回一面を使って連載された、「サザエさん打ち明け話」で、この時私は朝日新聞を読んでいた!、それが書籍化され、原作になった。
そして今何十年の時代を超えて再放送がBSで始まったのである。

しかし、このタイトル少し不思議。
マー姉ちゃんとは疑いもなく熊谷真実演じる毬子の事と思っていたが、このドラマの主役は田中裕子演じる長谷川町子であるはずである。姉妹社の社長とは言え出版社の社長がタイトルであるのはなんかおかしい。また例により、長谷川町子から、タイトルになるのは嫌だ的NGが出て、三女から見れば毬子も町子もマー姉ちゃんだから、まぁこれでいいか、と妥協されたものではないかと邪推してしまう。長谷川家では長女毬子の能力と明るさですべてを作ってきた、というストーリーでもなかった気がするけど。
とにかく謎の多い家族である。

長谷川町子記念館は、行かねば。
いじわるばあさんとかサザエさんのグッツ欲しい。

関連リンク
https://note.com/tajisoron/n/n340500404554

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