社長が突然死んだら? 大混乱を避けるためにおすすめな一冊
朝、突然、社長の妻から、社長が亡くなったとの電話が鳴ったら……
そんな緊急事態が発生した場合に、どのようにして、大混乱を回避しつつ緊急事業承継を進めてゆくべきなのか。
この本には、そんな想定外の事態への対処方法が、大変わかりやすく書かれています。
この本を書いたのは、私の大学のクラスメイト。終活弁護士・公認会計士として大活躍の伊勢田篤史先生です。
資金繰り、代表取締役の選任、社葬、相続、会社の売り方(中小企業のM&A)、経営者と経営者の家族がすべき生前の対策……法律の専門的な知識がない人に向けて、大変分かりやすく書かれています。筆者と編集者の力に敬服です。
私たちがいたのは、慶應義塾大学経済学部14組で、第二外国語はフランス語、外部生は全員数学受験組というクラスでした。
伊勢田先生は、大学3年生のときに公認会計士試験に一発合格しました。
私たちのクラスでは、3年生の時点で2人も一発合格した方がいましたので、今から考えると大変優秀なクラスだったと思います(4年時には何人も受かってました)。
私は、資格試験には全く興味がなく、めざましテレビと(先日終了した)とくダネを視聴し続けて、ノリと勢いと筆力でNHKに入局しました。
伊勢田先生は、卒業後は、某超大手監査法人を経て中央大ローに入学。司法試験も一発合格し、現在は、終活弁護士として活躍されておられます。
私の独立開業の際には、立派な胡蝶蘭をサプライズでお贈りいただきました。
そんな素敵な同級生の初めての単著。ぜひご一読ください。