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(前編)ブラックメタルバンドを組んでいた頃の話

先日「ロード・オブ・カオス」という映画を観ました。

以前からこの作品を気にかけていたのですが、仕事に追われてすっかり忘れていました。


しかしながらありがたいことに年明け仕事を失ったことで、大好きだった映画を観る時間を取り戻すことができました。

・・・

嗚呼、素晴らしき哉、人生!

誰か私に仕事をください(号泣)!!!

ロード・オブ・カオスは、ブラックメタル黎明期の中核的存在だったノルウェーのバンド「メイヘム」の狂乱の青春を鮮やかに描いた音楽映画である。

映画.comより抜粋

はぁ、はぁ…

思わず脱線してしまいましたが、さて、音楽にはジャンルというものがあります。

それは使っている楽器の種類とか音色とか、鳴らし方やら使い方、リズムだったり音階だったり、音の重ね方の組み合わせの法則で確立されています。

が、それだけでは説明できないジャンルもあって、例えばこのブラックメタルは何より「思想」が重要視されています。

ジャンルに伴う思想、表現の方向性みたいなものはいずれのジャンルにおいてもあるのですが、ブラックメタルはなんというか、その度合いが完全に常軌を逸しており、

悪魔を崇拝して教会に火をつけたり、

メンバーをぶっ殺したり、


そういったことが肯定されるジャンルなのです…。


前置きが長くなりましたが、この映画を観ながら、私は20年ほど昔の青春時代を思い返していたのでした。

当時の私は命というものを科学的に理解するため、某理系大学の研究室で、バイオサイエンスを専攻していました。

行く末は白衣に身を包んだ科学者、のはずでした。

----しかし。

私の人生はヨハネ(本名/日本人)と出会ったことで大きく狂い出し、

趣味で組んだはずのメタルバンドはどういうわけか人生をかけたブラックメタルバンドと化し、

私は知らず、このアイドル運営に至る茨の道へと踏み出したのでありました。


果たしてどういう人生を歩めば、アイドル運営をすることになるのか…。


特殊な仕事に至るサンプルの一つとして、普段自分のことを話さない私ですが、これからは時々、書いていこうと思っています。

まったく、道を踏み外したぜ(号泣)


(続く)



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