うまくいかないときはどうしたらよいか?
2010年の秋から毎日メールマガジンを発行しています。メルモ(消滅)からまぐまぐに場所を変えて、9年間、JK=地道にコツコツ休まずに続けています。登録はこちらから。
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野村克也さん、宮本慎也さんの『師弟』より、
宮本さんのコトバを紹介します。
「スポーツの世界では、ときに「勝っちゃった」という状況が起こります。
大舞台でアドレナリンが大量に噴出し、普段の力以上のものが出てしまうことがあるのです。
それをたまたまだと冷静に分析できればいいのですが、自分の実力だと勘違いしてしまうと、そこから不幸が始まります。
永遠に埋まらないギャップに悩み続けることになるのです。
成功が人をつくることもありますが、やはり、まずは結果にふさわしい人間になる、結果が出て当然と思える取り組みをすることが先決だと思います。
チームが連敗しているとき、僕は勝つのにふさわしいチームになるよう心がけました。
当たり前のことを、当たり前にさせるのです。
打ったとき一塁まで全力疾走するのはもちろん、カバーリングを怠らない、サインミスをしない、攻守交代を素早くする、声を出すなどして元気を出す、塁に出たらリードを取るなどです。
まるで高校野球のようですが、負けているときは得てして小さなことをおろそかにしているものです。
そして、不思議と小さなことを丁寧にやっていると、他のプレーにも波及し、いい流れになってくるのです。
うまくいかないときは大きく変えるのではなく、小さなことを変え、それを続けていくことが大事です。
たとえば、部署の業績が上がらずに悩んでいるサラリーマンの方は、基本である朝のあいさつを徹底することから始めてみてはいかがでしょうか。
それだけでも気持ちが前向きになり、いいアイデアが出てくるようになると思います」
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一流選手が言うことは共通しています。
小さなこと、当たり前のこと、誰にでもできることを大切にするのです。
JKでいえば、「地道にコツコツ」です。
当たり前すぎてバカにしそうなことこそ、丁寧にきっちりやる。これが、不振脱出のカギになります。
もちろん、常に小さなことを徹底していれば、不振になりにくくなります。意識しなければできないことをやることで自制心が鍛えられ、心が強くなっていくからです。
好不調なく安定したプレーをするという意味でも、小さなことをコツコツやるのは大切なのです。
この小さなことについて、宮本さんは
「まるで高校野球のよう」
と言っています。
残念ながら、宮本さんの言うことはプロ野球選手には伝わっていないようです。強い弱いに関係なく、毎年複数の球団が10連敗近い大型連敗をするのはその証拠でしょう。
プロ野球がそういう状態ですから、高校野球にも影響します。小さなことを大事にして、それができている高校がどれだけあるでしょうか?
ぜひ、小さなことを丁寧にする習慣をつけ、好不調の波のない選手、波のないチームを目指してください!
<成功するために、結果にふさわしい人間になる、結果が出て当然と思える取り組みをする>
<うまくいかないときは大きく変えるのではなく、小さなことを変え、それを続けていくことが大事>
地道にコツコツのJKを徹底して、成功にふさわしく、不調時に強い選手を目指していきましょう!
2010年の秋から毎日メールマガジンを発行しています。メルモ(消滅)からまぐまぐに場所を変えて、9年間、JK=地道にコツコツ休まずに続けています。登録はこちらから。