【歴史旅】多胡碑(多治比の文字)を見に行きました
多治比の文字が刻まれている多胡碑を見に行ってきました。
まずは新幹線で高崎駅に到着。
新しい駅に来た時はまずはスタンプを探します。残念ながらが新幹線の出入口から入れない在来線の改札口内にあったため止むなく入場料を払いスタンプ台へ。
残念ながらがスタンプがボロボロで上手く押印できませんでした。朱肉も切れかけていたのが残念。スタンプの管理はその駅の格を表すと思います。(そう思うのは自分だけか)
ダルマと観音像を推してるようです。高崎がここまで達磨をPRしてるのは正直知りませんでした。
エキタグのスタンプもゲット。デジタルは綺麗で良いのですが少々味気ない気もします。
こちらは観音様がなくなり達磨さんのみのデザインになっていました。
高崎駅に新幹線で到着して上信電鉄に乗り換えようとしたら微妙に迷いました。
この案内看板が微妙に斜めになってるから、上信電鉄の乗り場は左奥にあると勘違いしましたが、実際には画面奥にあります。オサレな配置より分かりやすさをお願いします(切実)
あれ?なんか文句ばかり書いてる気がしますw
無事に上信電鉄の乗り場を発見しました。
ここにも達磨がきっちり配置されてます。
上信電鉄の改札口を入ったら直に多胡碑のレプリカがありました。上信電鉄は世界遺産の富岡製糸場がありますが、多胡碑をドカンと配置してあるのは感激しました。
きちんと解説がありました。自分が調べている多治比の文字も確認。
この少し古ぼけたローカル線の雰囲気は、どことなく福島市の飯坂線を思い出します。地方のローカル線は昭和の香りが未だに残っているところが多い気がします。
上野三碑は上信電鉄で推してくれているらしいですね。
上信電鉄のスタンプを発見。ここではダルマと観音様が描かれていました。高崎駅は相当なダルマ推しでした。正直な話、高崎市がダルマで有名なことを知りませんでした(無知)
富岡しるくというキャラの看板がありました。どこに行っても萌えキャラを見かけるようになりました。時代を感じます。(正直、区別ができません)
電車に乗り、目的地の吉井駅へ向かいます。
目的地の吉井駅に到着。
駅舎内には多胡碑の拓本が飾られていて、多胡碑を大事にしていることが伝わってきます。そして多胡碑に近づいてきたことを実感。
ローカル駅ある謎の新聞紙の自動販売機がありました。福島の飯坂線にもあります。未だに自動販売機から新聞を購入している人がいるんでしょうか?
駅スタンプはシンプルに駅舎と多胡碑。イラストの駅舎の再現度が高くて何故か笑えます。(自動販売機が多胡碑に見えるかも?)
吉井駅から多胡碑へは上野三碑めぐりという無料マイクロバスで移動できます。無料とは高崎市はなかなかの太っ腹です。タクシーを利用していたら数千円は必要でした。今回は和銅遺跡にも行く予定もあり時間が無いため多胡碑のみを訪問します。
そして、念願の多胡碑に到着。早速、多胡碑をを見学・・・といきたいところでしたが、なんと覆屋の工事で見学が不可能でした!まぁ、来る前から分かっていましたけど。まさか夏休み期間中に工事をするとは。予定を立てた時は考えもしませんでした。
歴史好きの子どもが悲しみまよ(まあ、子供は誰もいませんでしたが)
悲しみの中、多胡碑記念館へ。ここにレプリカの展示がしてあるので、それで我慢します。
記念館へは期間限定で無料で入館することが出来ました。多胡碑を直接見ることができない悲しみが少しだけ癒えました。
一階に色々展示してあるのを横目に、二階に展示してある多胡碑レプリカにむかいます。
念願の多胡碑レプリカとご対面。1000年以上前の石碑が今に伝わることに感動。
多治比真人の文字を確認。この文字が刻まれていなければここまで興味を持つことがなかったと思うと不思議な感じがします。
この説明文に石上尊と藤原不比等が竹取物語のモデルになったと記載されてるけど、多治比真人(三宅麻呂)の父親である多治比真人嶋もモデルと言われてるんですよね。せっかく竹取物語の話題に触れているのだから取り上げて欲しかったですね。(文字数的に無理か)
一階にもレプリカがありました。
多胡碑を調べている時によく見かける上野三碑カルタが展示されていました。
記念館でカルタを売っていたため購入しました。やる相手もいないので封印したままにします(´;ω;`)ブワッ
無料バスの内容のカルタもあったけど大丈夫なんでしょうかね?バスを止めることができなくなりそうですが。
記念館の見学を一通り終え外に出てみたところ、石塀に多胡碑の文字が刻まれていることを見つけました。これはなかなか素晴らしい演出です。多治比の文字も単独で刻まれていました。
さらに古墳も確認することができました。多胡碑に古墳に重要な地域であったことが伺えます。
帰りも無料バスに乗って吉井駅へ向かいます。本当に助かりました。
多胡碑を直接見ることは叶いませんでしたが、レプリカを見ることができたり、発見された地域の雰囲気を感じ取れて有意義な時間となりました。