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林超攀(中国)の跳馬/2018年世界選手権予選の跳躍

日本と団体総合で争うことになる中国団体のベテラン、林超攀です。
中国団体メンバーの中で唯一、前回のリオ五輪にも出場していた選手。

跳馬において、中国は代表選手クラスはほぼ全員が跳べる技があります。
それが【ロペス】という技です。

前々回、前回と、側転とびの技を紹介していきました。
前々回は側転とび2回ひねりの【アカピアン】=Dスコア4.8
前回は側転とび2回半ひねりの【ドリッグス】=Dスコア5.2
そして今回は側転とび3回ひねりの【ロペス】=Dスコア5.6です。

Dスコアが5.6ともなると、かなり良い跳躍ができれば15点台も狙えてきます。

【ドリッグス】を跳ぶか【ロペス】が跳べるかで評価は大きく変わっていきます。
【ロペス】が綺麗に跳べる選手は跳馬が得意と言っていいでしょう。

3回もひねるので滞空時間を長くする必要があり、宙返りの高さも必要とします。

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体操のレベルは年々上がっていて、【ロペス】を跳べる選手も増えています。団体決勝や個人総合決勝、種目別跳馬決勝では【ロペス】はよく見られるのではないでしょうか。

ぜひ覚えておいてください。

林は2013年から中国代表として活躍しているベテラン。
オリンピック初出場となるほかのチームメイトの精神的支柱になってくれることでしょう。


追記:林は団体のみ決勝に残っています。
そして最終種目鉄棒の最終演技者に選ばれました。
鉄棒の着地を決めて、あの鋭い雄たけびをまた、有明体操競技場に轟かせてほしいです。

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