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キム・ハンソル(韓国)のつり輪/2019年世界選手権予選の演技

韓国のゆかと跳馬のスペシャリスト、キム・ハンソル選手。
世界選手権の種目別ゆかでは、2014年,2015年,2017年,2019年と決勝に進んでいて、種目別跳馬では2017年に銅メダルを獲得しています。
ひねりが得意な選手で、ゆかでは高難度のひねり技の連続を実施するなど、高いDスコアを持ちます。

そんな紹介文を書いておきながら、今回紹介するのはつり輪の演技です。

今回は前回に続き、終末技の紹介です。
今回紹介する終末技は【後方抱え込み2回宙返り2回ひねり】です。
この終末技は、オールラウンダー、スペシャリスト問わず多くの選手に使われている技です。
内村選手もつり輪ではこの技を使っていましたね。

力技でE難度を稼ぐのは難しいので、こういうところで難度を稼ぐのがオールラウンダーの戦い方です。

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「2回宙返り2回ひねり」は新月面ともルドルフとも呼ばれます。
僕はあまり馴染みがないので新月面の方をよく使っていますが、どちらも同じ技です。
最近ではテレビ中継でもルドルフと呼ぶようになりましたね。

でもやはりアテネオリンピックの実況の印象が強いので新月面をって言っちゃいますよね。



追記:ハンソルは種目別ゆかで決勝に進みました!
韓国はゆかと跳馬特化型チームで、団体決勝は叶わなかったものの、ゆかと跳馬で種目別決勝に韓国勢が進んでいます。
ハンソルはゆかでDスコア6.5と高難度の演技を成功させました。
跳馬で世界選手権銅メダルを獲得しているハンソル、ゆかでは初のメダル獲得を目指します!

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